10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第37回
大人のダイエット (その2)

私が実践してよかったダイエットは
朝・昼しっかりご飯を食べて、
「夜の炭水化物は厳禁」というやり方です。
日没後の炭水化物はデブのもとなので
夕食は
作り置きのミネストローネ・スープ(レトルトでも)のみです。
そして1日30分のウォーキングです。

しかし、先日、岡田斗司夫氏の
いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)を読んで、
私のダイエットは2、3キロ減量のためのものだと気づきました。
この本は117キロの体重を1年で50キロ減らした体験談なのですが、
読んでわかったことは、
太る人は太るようなものを食べ、
太るようなライフスタイルを
無意識に実践しているということでした。

岡田氏は清涼飲料水や高カロリー食品ばかり摂取するという
自分の食行動を詳細に記録することによって
無意識の食行動を意識化し、
そのことによって太る食生活のパターンから脱却したのです。

しかし、これはかなり根気のいる方法です。
太る食行動を変えるには
そのような高カロリー食品や甘い飲料を欲してしまう
自分の体質自体を根本から変える必要があります。

私は昔ヨガ道場で1週間の断食をしたことがあります。
断食をして一番大きく変わったのは
自分の体の声に敏感になったことです。
断食してから、しばらくはスーパーで食料品の棚の前に立つと
自分の体が欲しているものを
無意識に手にしてしまうことが続きました。
それは自分の意思ではなく
「体の意思」ともいうべき不思議な感覚でした。

太る人はお腹が空くから食べるのではなく
自分の体の声を聴いていないから食べてしまうのです。
人は癖や習慣
あるいは心理的な空白を埋めるために食べてしまうのです。
それらを一度リセットして、
体の欲するものだけを食べるためには断食は思い切った解決策です。

どうしても食行動を変えることのできない方は
断食に挑戦してみたらいかがでしょうか?
ただし、やるときはしかるべき指導者についてやること、
そして断食後の食生活に注意してください。


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2007年12月11日(火)

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