10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第41回
世界おしゃれ男ランキング

私が今まで旅行した国の中で
「おしゃれ男」の三大群生地帯(?)を
ランキングしてみたいと思います。

第三位はボストンです。
行ったのは夏だったのですが、
通勤途中の男性が
みな同じジャケットとパンツだったのには驚きました。
ジャケットは
白地に細いブルーのストライプが入ったコットンの夏物。
パンツはベージュ色のコットン。

白やピンクや薄いブルーのボタンダウン・シャツに
さまざまな色のレジメンタル・タイを合わせているのが
とてもおしゃれです。
パンツとジャケットはみんなと同じにして
シャツとタイで自分のセンスを見せるのが
ボストニアン(ボストン男)のこだわりらしいのです。

第二位はロンドン。
何でも保守的なものと急進的なものが
同時に矛盾なく存在しているのが英国流ですが、
ファッションもまたしかり。
イギリス男のファッションの特徴は
保守的で伝統的な形の黒・濃紺などのスーツに
派手なシャツとネクタイをもってくることです。
私の大学院時代の英国人教授など70歳近い年齢でしたが
ショッキングピンクのシャツなどをお召しになっていて
良くお似合いでした。

そして、私の選ぶ世界で最もおしゃれな男は
ミラネーゼ(ミラノ男)。
イタリア人特有の
きれいで透明感のある色の使い方がとても上手なのです。
イタリア人はおしゃれな男性が多いのですが、
さすがにミラノはファッションの中心地だけあって
男性のファッションも
他の都市より洗練されているような気がします。

いつだったか、ミラノの街角で
ものすごくおしゃれな中年男二人組が
スーツの上着を脱いで肩から羽織り、
ソフトクリームをなめながらショーウインドウの前に立って、
そこに飾られている男性服について論じ合っているのを見たときは
目が点になりました。

世界中どこを探しても、
あんな格好をして映画のワン・シーンのように素敵に見えるのは
ミラノ男くらいのものでしょう。
日本のオジサンが同じことをやったら・・・
敢えて想像したくありません。


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2007年12月20日(木)

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