10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第44回
ドバイの豪華ホテル

先日のQ先生のエッセイを読んで感激しました!
先生がドバイでお泊りになった豪華ホテルに
私も泊まったことがあるからです。
もっとも、私の泊まっていた部屋は
先生の何分の一のお値段の一番スタンダードな部屋でしたが、
それでも豪華さの片鱗くらいはうかがい知ることができたのです。

その部屋はメゾネット式になっていて
下はかなり広いワンルームになっています。
入り口のドア付近はデスクのある書斎コーナー。
奥はソファや巨大スクリーンのテレビが付いている
広々としたリビングルーム。

二階には金色の手すりのついた螺旋階段で上っていくのです。
左手には
モザイクの壁画のある大きな楕円形のジャグジー付バスルーム。
右手にはツインのベッドルーム。
インテリアはリビングと同じアラビア風。

一番強烈なインパクトを与えたのはそのインテリアの色使いでした。
リビングも寝室も金と赤と青なのです。
TVスクリーンのフレームから
あらゆる蛇口、電気スタンドまでが金色なのは
イタリアの豪華ホテルにもありますが、
赤と青のインテリアには圧倒されました。

そこで思い出したのは外資系企業に勤める友人の話です。
新しいオフィスに移ることになって友人はコンラン風(注)な
「癒しのインテリア」を望んでいたのですが、
イギリス人のボスが雇ったのはエジプト人女性デザイナーでした。

(注)コンラン[Sir Terence Orby Conran]:
  英国の家具・インテリアデザイナー。
  日本にも『コンランショップ』があり女性に人気がありますが、
  彼のデザインそのものは男性的だと思います。

その会社が英国系だったために
デザイナーはユニオン・ジャックの
赤と青を基調としたインテリアをコーディネイトしたのでした。
私も一度そのオフィスを訪れたことがありますが
壁も床も家具も原色の赤と青で統一された部屋は目がチカチカして、
早々に退散してしまいました。
結論。
アラブのインテリアに「癒し」という言葉はないのです。


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2007年12月27日(木)

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