10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第52回
世界三大ガッカリ観光スポット(その2)

「世界三大ガッカリ観光スポット」
堂々の第一位はスコットランドの「ネス湖」です。
ここへ到達するまでの道のりが容易ではありません。
まず、「フライング・スコッツマン(空飛ぶスコットランド人)」
という名の特急列車に乗って
ロンドンからエジンバラまで延々と旅します。

エジンバラからローカル列車に乗って
「the Highlands」と呼ばれる
スコットランド北部の高地へと向かいます。
ハイランドの首都はInverness(インバネス)で、
ここは「the Capital of Highland(ハイランドの首都)」
と呼ばれるハイランド地方の中心都市ですが
ロンドンを想像してはいけません。

運悪く到着したのが日曜日ということもあって
インバネスの商店はみな閉まっており、
もちろんコンビニ、ファーストフードなどというものはなくて
(今はあるのかもしれませんが)飢えそうになり、
「なにが『キャピタル・オブ・ハイランド』だ!
とんでもないところへ来てしまった!」
と思えども、時すでに遅し・・。

次の日、観光センターでチケットを買い、
「the Monster Tours(ネス湖の怪獣ツァー)」
という日帰り観光バスに乗るのです。
バスの車体には緑色のネッシーの絵が全面に描かれていて
何やらアヤシイ雰囲気。
バスに揺られること何十分、やっとネス湖に到着です。

ようやく私の眼前に現れたネス湖は・・
わが故郷北海道の支笏湖にそっくりだったのでした!
湖のほとりには
「the Monster Exhibition(ネス湖の怪獣博物館)」があります。
何ポンドだったか忘れましたが結構な値段の入場料を払い、
入ってみると、昔の人が目撃したネッシーのスケッチやら
ビデオカメラが捉えたネッシーの映像らしきもの
(私の目には何も見えないが・・)等。

「だまされた・・。」
実家から30分で行ける支笏湖のソックリさんを見に
こんなところまで来てしまった自分の愚かさを
真剣に呪ったのでした。


←前回記事へ

2008年1月15日(火)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ