10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第57回
ニンテンドーDSでボケは防げるか? その2

私自身ボケることが一番恐怖なので
(もし、ボケの兆候を感じたら出家しようと思っています)
専門医の書いたボケに関する本は随分読みました。

どの先生もおっしゃっていることはほとんど同じです。
ボケやすいライフスタイルとか
ボケやすい性格というのは確かにあるようです。
暗く内向的な性格で人と交わらず、趣味もなく、運動が嫌いで、
行動がパターン化していて、何事にも意欲がない、
という人がボケやすいようです。

ボケを防ぐためにはその反対をやればいいわけです。
医者の勧めるボケ防止策には

1)1日1万歩歩く、
2)家族以外に1週間に3人以上の人と会う、
3)夢中になれる趣味を持つ(勝負事やカラオケもいいらしい)、
4)行動をパターン化させないで新しい刺激に接する、
5)自然や物事に対する感受性を養う、

などというのがあります。

要するに、運動、良好な人間関係、
意欲やいきいきした感情などが大切のようです。
どうも、大人の脳は子供の脳と違って
歳をとればとるほど
単純に音読・計算・書き取りでOKではないような気がします。
脳というのは体力・意欲・感性・人間性などと共に
全体的に成長していくものではないでしょうか?

しかし、「ボケを防ぐ」というような守りの姿勢ではなく、
60代70代でも40代の能力を維持するには
どうすればいいのでしょうか?
たとえば、わが恩師バーコブ博士は
65歳の時1年に3本の論文を学術雑誌に掲載するという
快挙を成し遂げて
(向こうの学術雑誌は競争が激しいので
年1本掲載されるだけでも大変なことなのです)
「This is my most productive year.
(今年は私の最も生産的な年だ。)」
とおっしゃっていました。
65歳になって研究者としてのピークが来るというのは
すごいことです。

私の見たところ日本の学者と英米の学者を比べると
英米の学者のほうが
加齢にもかかわらず高い研究能力を維持し続けるようです。
いったいその違いはどこにあるのでしょうか?


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2008年1月26日(土)

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