10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第66回
最高のわたし

最近は男性もアロマセラピー用グッズを買うようになってきたと
今週の日経新聞に出ていました。
意外でしたが、いいことです。
女性は男性と違って無理がきかないせいか
アロマやお風呂でストレスを解消するなど
日常こまめに自分をケアしてあげている人が多いようです。

これに対して男性は20代30代には
若さにまかせて「行け行け、どんどん」状態の人が目立ちます。
若いうちならろくな食事もとらず飲み歩いて、
睡眠時間も削り、運動もしなくてもなんとかなるかもしれません。

しかし、こんな生活を40代50代まで続けることはできませんし、
ある程度の年齢になったらそれまでの無理が
生活習慣病やウツ、男性の更年期などの症状としてあらわれます。
そうなったらいい仕事をすることもできないでしょう。

ブッシュ大統領の父親で前大統領のブッシュ氏
(私は「パパ・ブッシュ」と呼んでいます)は
湾岸戦争開始前に一週間の休暇をとって妻と別荘で過ごしました。
日曜日には近くの小さな教会の礼拝に参加し、
お祈りをささげたあと湾岸戦争出兵の命令を出したのです。

「国の一大事に一週間も休暇を取るなんて!」
とマスコミからは轟々たる非難が沸き起こりましたが
パパ・ブッシュは少しもひるまず、こう言ったのです。
「何万人の命がかかっているような重大な決断をするときには
私は心身ともにベストの状態でありたい。」
「すばらしい」と思いました。

日本では不眠不休で食事もろくにとらず何かをやる人間が偉い、
というような風潮がありますが、
人間の集中力には限界がありますから、
そんな状態でベストの仕事や決断をすることはできませんし、
もちろんいいアイデアも浮かばないでしょう。

思うに何かの仕事においてプロフェッショナルであるということは
第一に常に心身ともにベストの状態をキープできることではないでしょうか?
それぞれの仕事に必要な能力や技能は
「常に心身ともに最高の私」という土台の上に乗っかっているのです。


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2008年2月16日(土)

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