10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第98回
病気を治す3つの方法(2)

沖ヨガの玄米菜食を主とする食事に関する理論は
マイクロビオテックの創始者桜沢如一氏のものですし、
「操体法」と呼ばれる
からだのゆがみを取る体操は
野口整体の創始者野口晴哉氏のものを取り入れているようです。

考え方を変えることも沖ヨガの重要な要素です。
飢えることもなく、
すべてが清潔で飲み水や生活水も汚染されていない現代の日本では
低開発国のように栄養失調や伝染病で病気になることはまれです。
むしろ、
ストレスが原因でなる病気のほうが多いのではないでしょうか。

ストレスの多くは人間関係によるものですから
沖ヨガでは
「相手を変えようとするのではなく自分の考え方を変える」
ことに主眼をおきます。
どうやって自分を変えるかというと考え方を変え、
呼吸法を体得し、瞑想を行うのです。

考え方の基本は禅の思想を取り入れていると思います。
一言で言えば
「とらわれない・こだわらない・ひっかからない」です。
先生のお話と瞑想によって
このような考え方を身につけることを目指します。

また、人は自分の感情をコントロールすることはできません。
できることは呼吸の仕方を意識的に変えることによって
感情を安定させることだけです。
胸で浅い呼吸をするのではなく
丹田(おへそから指3本くらい離れた部分の奥と考えてください)を
中心とした深くゆったりとした呼吸を体得します。
笑うときの呼吸が一番身体にいいそうです。

沖ヨガが総合健康法だといった意味がおわかりになったでしょうか?
食べ物だけ変えても、ヨガだけやってもだめなのです。
考え方、呼吸法を変え、操体法で身体のゆがみをとって
体液の流れをスムーズにするなど
心と身体の両面から自分を変えるのでなければならないのです。

何年か前、ハーバード大学出の医者で
アンドリュー・ワイルという方が
「Spontaneous Healing(自発的治癒)」という本を書いて
アメリカでベストセラーになりましたが
沖ヨガとそっくりなので驚きました。


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2008年5月3日(土)

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