10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第101回
病気を治す3つの方法(5)

さて、いよいよ「病気を治す3つの方法」です。
沖先生によると病気には3通りの治し方があるそうです。
「治す治し方」
「治る治し方」
「治さない治し方」です。
先生によれば、このうち最高なのが「治さない治し方」、
最低なのが「治す治し方」だそうです。

「治す治し方」とは薬を服用したり、
手術したりする治し方ですから現代医学はこれにあたるでしょう。
「治る治し方」とは前に述べたとおり
ライフ・スタイルを根本的に変えることによって
体の持つ自然治癒力を極限まで高め、
そのことによって自然に病気を治してゆく、というものです。
まず、断食をして内蔵を休ませ、
それから玄米菜食とヨガを中心としたさまざまな行法を行います。
私の師であるカウンセラーのI先生は
この方法でガンを克服され
84歳の今も現役で講演活動をなさっています。

さて、「治さない治し方」とは
文字通り病気に対して何もしないのです。
そして、ボランティア活動など他の人のために働くのだそうです。
「そんなバカな。」と思われるでしょう。

私もそう思っていましたが、
いつだったかCNNでイギリス人の
「世界で一番長生きしているエイズ患者」が
インタビューされているのを見て考えが変わりました。

キャスターの
「あなたはどうして自分が
世界で一番長生きしているエイズ患者になれたと思うか?」
という質問に彼はこう答えたのです。
「もしも、私が家に閉じこもって
エイズになった自分の運命を嘆き悲しんでいたなら
私はとっくの昔に死んでいたでしょう。
しかし、私はもはや自分の命などどうでもいいのです。
みんながエイズにならないために
こうやって啓蒙活動をしているから
生きられるのではないでしょうか。」
これを聞いて
「治さない治し方」というのは本当にあるのかもしれない、
と思うようになりました。

何年もヨガの勉強をしてきて最近思うことは、
「生と死」の問題と同じく
「健康と病気」の問題も
科学よりも宗教の領域ではないかということです。


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2008年5月10日(土)

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