10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第109回
体に訊け(その2)

健康情報に振り回されて
三度の食事をおろそかにしている人とは、
たとえばコンビニ弁当と
ファーストフードを常食しているような人が
ビタミン・サプリメントと野菜ジュースを飲むことで
栄養バランスがとれる、と信じることです。

このような方は管理栄養士の幕内秀夫氏の本を読んで
ご飯と味噌汁、漬物といった日本食の大切さを知り、
三度の食事を立て直すことから始めたらいかがでしょうか?

長くこのようなコンビニ・ファーストフード食生活をしていると
体がそれに慣れてしまい
どんな食生活をしても何も感じなくなるのが怖い、と思います。
体が鈍くなっていて
添加物や悪い油の入った食事をしてもおかしい、
と感じることがなくなるのです。
「体に訊く」ことができない体になってしまうのです。

私は年に2、3回
英検の仕事で昼に出されるコンビニ弁当を食べることがありますが、
どうも食べているときも食後も気分がよくないのです。
いつもちゃんとした食事をしていると
体が敏感になって
添加物の入った食品や悪い油を使った食品は
体が拒否するようになります。

よく、
「オレはどんなに酒を飲んでも、何を食べても、徹夜しても、
風邪一つひかないでバリバリ働ける。」
と豪語される方がいらっしゃるのですが、
ヨガの世界ではこういう人のことを「健康な人」ではなくて
「鈍い人」と呼んでいます。

無茶な生活を長い間続けているために
体が何も感じなくなっているのです。
しかし、無理を重ねていますので必ず病気になりますが、
体が鈍くなっているために
病気の兆候を感じることもできません。
健康診断で病気が発見されたときは
健康体にもどるのは不可能な体になっています。

こんな生活をしていると病気になりますよ、
と教えてくれる人は残念ながらこの世の中にいないのです。
それを教えてくれるのはあなたの体だけです。
だからこそ「体に訊く」ことが大切なのです。
「体に訊く」ためには
いつも体を敏感な状態にしておかなければなりません。


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2008年5月29日(木)

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