10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第123回
めざせ、「品格ある大人」!(その2)

「ボロは着てても、心は錦」という文句がありますが、
残念ながら嘘です。
人間は中身と同じくらい外見が大切です。
外見はあなたがどんな人間であるかを伝える重要なメッセージです。

あなたは他人からどんな人だと思われたいですか?
「誠実」?
「デキル男(女)」?
「優しい」? 
いろいろあると思いますが、まず、外見から入りましょう。
そんな人間である「フリ」をしましょう。
それから中身を作ってゆくのです。

「他人の目に誠実(デキル、優しいetc.)と映る人間は
どんな髪型、服装をして、どんな物を身につけているのか?」
と考えてみましょう。
一番簡単なのは
身の回りの人でも有名人やドラマの登場人物でもいいですから、
自分の憧れの人(こういうのを「ロール・モデル」といいます。)
を探して、その人の外見を真似てみることです。

そして、もう一つ忘れてはならないのは
外見を整えるのは他人に対する配慮であり、
優しさであるということです。
お葬式に真っ赤なドレスを着て行く人はいないでしょう。
結婚式にジーパン・Tシャツで行く人も普通はいません。
その場のTPOを考えることは
同じ場を共有する人たちに対する礼儀です。
こういうのをソーシャル・スキルといいます。

国分康孝先生という
有名な心理学者・カウンセラーのお話を聴いたことがあります。
先生は学校の教師で生徒との関係が上手くいかないとか、
担任クラスが学級崩壊してしまって
指導力不足という烙印を押された教師を
カウンセリングすることがあるそうです。

そういう教師には共通点があって、
それは外見に気を使わない、ということだそうです。
髪がぼさぼさだったり、洋服がよれよれだったりするのだそうです。
自分の外見に気を配る、というのは相手に対する配慮であって、
そういう気配りができないから
生徒との関係も上手くいかないのだ、という先生のお話を聴いて、
「なるほど!」と思いました。

「品格ある大人」への第一歩はまず、外見を整えることです。


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2008年7月1日(火)

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