10才若く見られたかったら・TOMOKO

今日からはじめる、アンチエイジング生活

第124回
めざせ、「品格ある大人」!(その3)

さて、「品格ある大人・中味編」です。
その前に一つ質問があります。
「あなたは他人(ひと)に何を与えられますか?」
ちょっと考えてみてください。
与えられるものがあるとすれば、それは何ですか?

「お金」ですか?
「仕事を紹介してあげる」
「仕事上のアドバイスをしてあげる」
「人の悩みを聞いてあげる」とか
「おいしい料理を作ってパーティをする」
「ヨガを教えてあげる」というのもありですね。
「話が面白い」とか
「あなたの笑顔を見ていると癒されるよ」と人に言われる、
なんていうのも結構ですね。

「他人に何かを与えて何の得があるんだ?」
などと言ってはいけません。
人に何かを与えるのはみんな自分のためなのです。
最近強く感じることは、
与えるものが何もない人間には
トシとともに誰も寄ってこなくなる、ということです。

若いうちなら家族がいれば
友達などいなくてもいいかもしれませんが、
子供だってやがては成長して去っていきます。
ふと、気がつくと自分の周りには誰もいない、
そんな老後は怖くありませんか?

トシをとって人が寄ってこなくなることがつらいのは、
もちろん、淋しさもありますが
「自己愛を満たす」ことができないせいではないでしょうか?
「このことは○○さんに相談したいんです」
「○○さんがいなけりゃ始まらない」
「○○さんのおかげです」と人様に言われることは
自分の存在意義を人に認められ、頼られ、
自分の存在を喜ばれることです。
人に若さと活力を与えてくれるのは案外、
「満たされた自己愛」ではないでしょうか?

トシをとったときに大切なのはお金よりも
「孤立しない」ことです。
ある芸能人が
再婚した若い奥さんとハワイのプライベート・ビーチ付別荘
(ワイキキから遠く離れている)に引っ越したら
誰もたずねてくる人がいなくなってボケてしまい、
奥さんに捨てられた、という話を
その方の知人から聞いたことがあります。
「人に何かを与えられる人」になって周りに人を集めましょう。


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2008年7月3日(木)

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