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第8回
少林寺武術の修行(3)
武術は人体の美しさを表現する芸術
私は、武術は人体の美しさを表現する
芸術だと考えます。
それはただ鍛え上げた肉体や、
力が強いだけではなく、
禅の精神と結びついて、
気を使った心身統一の結果生まれる
人体の芸術なのです。
日本の武道者、あるいは古来有名な武士は、
筋肉を鍛えた体の大きい人ではなかったと聞いています。
小さいけれど、とても強かったと。
なぜ小さくても相手を倒す強い武士がいたのかといえば、
私は彼らが心身統一でき、
心の思うままに素早く動き、
相手に一分のすきも与えないで
戦えたからだと思います。
そこに鍛練された気の存在を感じます。
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