第27回
高血圧 〜定期的 編〜

高血圧とはまさに言葉のとおり
安静の状態でありながら、
血圧を測るたびに高いことをいいますね。
上140以上、下90以上だと
高血圧と診断されます。

しかし有酸素運動を定期的に行っていると、
血圧が低くなることが多くなります。
肥満の解消につながれば、
体内の血液量は安定してきますし、
交感神経(内臓や血管の機能を調節している)
もおちつきます。
もとから血圧が正常な場合はあまり変化しませんし、
逆に低血圧の場合は高くなることもあります。
ただこれらは生活の習慣だけではなく、
遺伝や年齢も深く関わりがありますので
その事は常にインプットしておきましょう。
高血圧自体で致命傷になる事はありませんが
他の病気を巻き込む可能性が非常に増えてきますので、
それもお忘れなく。

何事においてもそうですが、
「先にわかっていれば手を打ったのに!」
という事がよくあります。
私たちのからだも具体的な数値や、
痛みなどでシグナルを出しています。
それに気付き、早めに対処すれば
リスクを最小限におさえられます。
治療よりもまず予防。
わかっちゃいるのですがねぇ・・・。


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