第36回
ライスで冷やして!

運動は私たちのこころとからだに
良い影響を与えてくれますが、
時にはケガをする時もあります。
捻挫、突き指、筋肉疲労など様々ですが、
そんな時はこれから紹介することをやってみてください。

ご存知の方も多いかもしれませんが、
整形外科的なケガをした時は、
RICE(ライス)処置が威力を発揮してくれます!

R=安静(Rest)にするのはもちろんそうですが、とにかく
I=冷却(Icing)です!感覚が無くなるくらい。
15〜20分でしょうか!休憩して(約40〜45分)
また熱をもってきたら繰り返します。
C=圧迫(Compression)包帯、サポーター、
タオルでも良いでしょう。
E=挙上(Elevation)
の順番です。

ケガをするとそこに白血球が集まって
食い止めようと働きだします。
でもあまり集まり過ぎると悪くない細胞を
逆にこわしてしまうこともあるのです!
また血管が圧迫されてその後の治りが悪くなる事も!
冷やすことで腫れをおさえて圧迫を避け、
酸素や栄養分が滞ることがないようにしてあげましょう。

ケガまでとはいかなくとも、
久しぶりにからだを動かしたり、
山登りなどで普段より多く歩いたりした日は
積極的に冷やすのが正解です!
ビニール袋に氷と水を入れて疲れた部分に当ててあげましょう。
まんべんなく広い部分に当てられるし、
氷をじかに付けるのを避けて、皮膚を守ります。
氷がない時は流水でも良いでしょう。

対処は早ければ早いほど、
その後の回復に大きな違いが出てきます。
あまり痛くないからといって過信せずに、
ぜひ心がけてみてください。
きっと役にたつ事があると思います!


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