第41回
いがいと達成しないもの

私が万歩計をスタートさせてから4日がたちました。
まるごと教室や、自分がプライベートで運動をする間をのぞくと、
平均11,200歩ほどである事、
そしてそのうち自宅と駅の間だけで
片道約1,800歩かかる事がはっきりしてきました。
(時間にするとおよそ15分の距離)
1日だけ9,400歩になった日があって、
同じように行動しているつもりでも
10,000歩というのはいがいにいかないものなのだなぁと
身をもって感じている今日この頃です。

前回ご紹介した波多野先生の調査結果では、
1日の平均歩数をみると、
よく歩く人は10,300歩。
あまり歩かない人は6,900歩。
50〜70歳代でウォーキングを習慣にしている人の、
“日課”としての平均は約6,000歩。
距離で4km、時間にすると約50分間であるとの事。
(日課でこれだけなら普段の生活分もいれたら
もっと歩数が多いという事ですね)
これらの数字から速度をもとめると、
成人の30〜40歳代の通常歩行速度とほぼ同じである事も
わかってきており、“歩く”という基本は
まさに運度の基本でもあるのですね。
続ければ続けるほどその効果は体力と気力に姿を変えて
体に宿ってくれるように思えます。

これは余談ですが、
一時期、「500歩族」なんて言葉が流行ったとか。
えらくなればなるほど、人を使い、車を使い
8時間のうち500歩しか歩かない・・・(トイレなど)
えらくなるのも、もちろん大変なことですが、
原点を忘れずにいきたいですね。
今後も様々な場面で万歩計を使ってみようかと思っています。
すでにウォーカーの方も、これからデビューの方も、
なにかよいアイディアや情報がありましたら
教えてくださいね。


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