第43回
六大関節 なかでも股!

私たちの体の中で
動かなくなるととっても不自由に感じる関節。
どこだかおわかりになりますか?

まず上から肩、肘、手首、股、ヒザ、足首。
合わせて6個だから“六大関節”なんていわれています。
そんな中でも股関節は多くの筋肉と、
栄養を充分に補給する為の血管が集中しています。
それだけに病気やケガをするとオオゴトですし、
治りづらさでは天下一品。

しかし、この関節は肩関節に負けず劣らずの働きものです。
いろんな方向(柔軟性にもよりますが)へ脚を向けてくれたり、
ヒザを持ち上げたりしてくれます。
肩関節は腕がぶら下がっているだけですが、
股関節は体重を支えながら動くという
パワー系でもあります。

両脚で立っている時の股関節にかかる重さは、
体重の2分の1。
片脚だと体重の4分の3がのっかってきます。
歩くと速度が加わってきますから
体重の3〜4倍に耐えながらしかも、
運動をしてくれるのですからありがたい反面、
先にあげたようなですから
いたわって、永〜くお付き合いしなくてはなりませんね。

“何か”ないとありがたみを感じづらい私たちのからだ。
いろんな事がみえてきました。
仕組みがわかってきたところで、
お待たせしました、“言葉のストレッチ”再開です。


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