第47回
ウォーキングをするならば ポイント1

「やってみるか!」という気になってきたら、
こんなこともポイントとしておさえておくと
続けやすくなりますよ。

まず満腹状態は気分が悪くなるので避けます。
けれど空腹状態も良くありません。
減量目的で何も口にせずからだを動かす人が
時々いますが、あれは危険です。
ボーッとしてきたり
ひどくなると痙攣をおこしたりします。
朝一番で行う時は
アメやチョコレートなどを一口食べて、
体内の血糖値が下がりすぎるのを防ぎましょう。

次に水分。
“乾きを感じてから水を飲むのでは遅すぎる”
と言われているとおり、これも先手をうっておくと、
気力・体力ともに安定して、内容の濃い時間を過ごせます。
水を飲まず“運動後に体重が減った!”と喜んでも
これは汗で出ただけで、からだが脱水状態を起こしてしまいます。
季節柄、水分は夏に重要視されがちですが、
冬だって空気が乾燥していますので、
体感する以上にからだは水分を要求しています。
以前紹介した波多野先生が
学生の協力で距離と時間から体重の減少率を調べました。
その結果、水分補給は
1分間に一口、必要である事がわかりました。
結構マメにとる必要があるのですね!

“スポーツドリンクは体内吸収が良くお腹がダボつかない”
といわれています。
けれど体内で糖主体になって、
お腹が減らず食欲がおきなくて
栄養の偏りを起こす場合があります。
なので、さほど運動量が多くなければ水でもOKでしょう。
からだを動かしながら運動量とのバランスで
自分にあったスタイルをみつけてみましょう。


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