第48回
ウォーキングをするならば ポイント2

快適なウォーキングタイムには
服装も大切です。

汗をかいた方が“やった!”
という気分に浸れて良いのですが
あまりたくさん着こんでも汗が蒸発していきません。
それが逆に風邪を引きやすい状態にしますので、
なるべく通気性の良いもの、
そして寒かったら手袋、帽子、マフラーをまとって
放熱を避けるのも良いでしょう。
(特に年齢があがってきたらこの3つは大切なアイテム)
汗は10分くらいすると出始めます。
一番上には軽くて薄〜いものを着て、
汗がではじめたらクルクルと丸めて
腰に巻き、袖どうしをキュッと結ぶと楽々です。

そして最後にクツ。
今メーカー側は必死にウォーキング用、ジョギング用と
目的別の売り出しアピールをしていますが、
買う側がお構いなしに
まぜこぜにしてしまっているようですね。

ではウォーキングにはどんなクツが最適なのでしょうか?
まずはカカトのサポート力と安定性、
そしてつま先に少しのゆとりを。
また適度な重さ(170グラム以上)があると良く、
底の踏み返し部分には柔らかさを。
マジックテープは左右のズレに弱いので
ヒモがベスト。
あとは自分の足の形や履き心地で
プラス、マイナスしてみましょう。

以前、富士山に上った時に
私は「もう履かない」エアロビクスシューズで
行きました。
これは相当山登りをなめてかかった事は
言うまでもありません。
磨り減ったクツ底は富士山特有の
ザラザラとした地面をかんでくれず、
一歩出しては半歩後退の繰り返しでした。
歩いても前に進まないもどかしさに
ビシビシと打たれて帰ってきたのは
良い想い出(?)です。

オシャレは足元からといいますが、
健康も運動もここから始まるのかもしれませんね。


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