第113回
腹筋よ どこに消えた?

禁煙したらお腹がポッコリしてきたあなた。
「私、腹筋がないのよねぇ〜」とつい口にしてしまうあなた。
見た目が変化してくると
ツイツイそんな言葉を口にしてしまいがちですが、
立ち上がる事ができるのなら、
腹筋は“無くは無い”、しっかり存在しているのですよ。

ただ、ポコポコと割れているわけでもなく、
少々ダラ〜ンと前にせりだしていたりすると
そうも言いたくなるのでしょうから、
今日は“腹筋の感じ方”をご紹介しますね。

1.まず脚を閉じて膝を伸ばした姿勢で座りましょう。
  いわゆる長座です。

2.次にからだを少し前に倒して両手を床に付きます。

3.ここから意識が大切になります。
  その姿勢から(息を吸って)、
  からだを前に倒そうとしながら、
  膝の裏側を床に押し付けるイメージを同時に行います
  (息を吐きましょう)。 
  そして床に付いている手は床を押して、
  からだが前に倒れるのを阻止します。
  見た目は1人の我慢ゴッコのような感じで、
  からだの位置は前にも後ろにも動かない状態ですね。

その状態を5秒ほどキープしていると、
ちょうどオヘソの横にある筋肉が
プルプル〜としてくるのがわかります。
これを4〜5回繰り返すと、腹筋のありかが体感できます。
体感できたらあとは日々同じ事を続けてみましょう。
姿勢としてもとっかかりやすいですし、
これだけでも結構な腹筋運動になります。

体型強制下着やガードルなど手を変え品を変えて、
楽に見た目だけを変えてくれるものはたくさんあります。
けれど私たちには生まれ持った筋力という
素晴らしい機能があるのですから、
いろんなアプローチでからだの変化を感じてみましょう。
そこには新しい発見がきっとありますよ。


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