第116回
ゆがみ度チェック その2

昨日に引き続き、ゆがみのチェック方法をご紹介しましょう。
今日は左右動作です。

1.立った状態で行います。
  足と足の間はコブシ一つ入るくらいにひろげます。
  腕は体側におきます。いわゆる“きょうつけ”の姿勢で、
  目線をしっかりと前方へ向けましょう。

2.そのままからだを右へゆっくりかたむけていきます。
  (両膝がゆるまないように)
   そして、右手の指先が太ももの横を
  這っていくのを感じながら、ももあるいは、
  膝のどのへんまで指が届くかをチェック。
  ゆっくりともとの位置へ戻ります。
  左側も同様におこないます。

ポイント:背中が丸まらないように、
また腹筋の力がぬけないように注意しましょう。
からだの軸を感じながら!が大切です。

〜このことからわかる事〜

*右側へ倒しやすかった人
・右肩が下がり気味、また、逆に頭は左に傾いている可能性有り
・右足重心になりがち
・ストレスがたまってくると、
 つい食べる事で解消しようとしてしまう
・肝臓や胃腸の不調に思い当たるふしがあるかも?
・つい感情的になってしまう

*左側へ倒しやすかった人
・左肩が下がり気味、また、頭は右に傾いている可能性有り
・背中の上の部分が盛り上がっていないかチェック
・左足重心になりがち
・アレルギー(花粉症など)になりやすい
・胃腸はいつも活発
・積極的な行動派

こうして見くらべていくと、
実際は右派、左派にみられる症状が
混ざっている場合が多いでしょう。
からだは日々複雑な動きが繰り返されて、
それが個々の習慣となっています。
そう簡単には割り切れないところもありますので、
“からだの傾向を知る”という意識で試してみて下さい。
そうする事でなにかしらの対策案が見えてくるはず。
あとは自分をコントロールする術を身に付ければ、
ゆがみからの開放、
ひいては心のバランスへとつながっていくのですね。
このコントロール方法については教室で一緒に
試しながら行っています!

明日は“第二回渋谷区太極拳連盟交流大会”についての報告を
したいと思います。


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