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         第117回 
          いろんな表現 
        2月9日日曜日、 
          第二回渋谷区太極拳連盟交流会を見に行ってきました。 
          出場者の中に同じ達磨キュアハウス・太極導引講師の 
          陳 先生のエキシビジョン、 
          さらにその受講者の方々がいたので、 
          興味深くでかけていきました。 
        私の母親も太極拳をやっており 
          以前に動きをビデオで撮った事があったので、 
          おおよその雰囲気というのはわかっているつもりでした。 
          それに、よくテレビでも紹介される朝の公園での風景も 
          皆さん見たことがあるでしょう。 
          その動きを言葉で表現するのなら 
          “ゆったり&ジックリ”。 
        もちろんそういう動きのものも多く発表されていましたが、 
          私が驚いたのは“それだけ”ではなかった事です。 
          エキシビジョンでは陳 先生をはじめ、 
          その道の師範クラスの方々が行ったのですが、 
          長い棒や剣を持って行うもの、 
          鷹がイメージして飛び立ったり 
          羽をグーッと広げた様子を表現したりしたもの、 
          手のひらでパチパチと音が聞こえるくらい 
          からだじゅうをしっかりとたたきながら行うもの、 
          中には宙返りや高いキックを繰り広げるものなど 
          私にとっては、「えっ!これが太極拳?!」という 
          驚きと新鮮さの連続でした。 
          様々な表現を盛り込んだ激しい動き、 
          そこには躍動感があり、力強さがあり 
          鍛錬したからだの美しさがありました。 
        エアロビクスには、 
          体力をつけたり血液循環をよくしたりする 
          “健康を目的”としたものもあれば、 
          様々な技を鍛錬して表現する“競技”の部門もあります。 
          太極拳も同じなのですね。 
          いやぁ〜あのダイナミックさには本当にビックリしました。 
        また、からだの中心軸をばっちり意識して、 
          頭がグラグラせず丹田と太ももを意識した動きを見て、 
          軸の大切さはみんな共通だ!と 
          改めて再確認できたのも貴重でしたし、 
          出場者皆さんの生き生きとした表情が 
          とても印象に残った1日でした。  |