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         第157回 
          ラインが決め手 
        膝の痛み、あなたは大丈夫ですか? 
          特に激しい運動をしてきたわけでもないし、 
          すべったり転んだりしたわけでもないのに 
          なぜか膝が痛い。 
          発生部位も様々ですが脚のラインが決め手に、 
          また、腿の筋肉とも関係は密接です。 
        まずO脚。 
          男女を比較すると男性に多く見られます。 
          膝の外側にストレスがかかりやすいので 
          やはり痛みは外側に。 
          ストレッチのポイントは 
          腿の特に外側とお尻の筋肉です。 
          下にあげた<A>の動きはX脚にも有効です。 
          ぜひお試しを! 
        <A>脚を閉じる力をつけましょう。 
          1.まずカカトをつけてまっすぐ立ちます。(つま先は少し広げて) 
          2.そこからカカトを外側に開きます。 
          3.次につま先を外側に開きます。 
            というように徐々に歩幅を横へ広げていきましょう。 
          4.上体を支えられる範囲まで開ききったら 
            今度は逆につま先、カカトの順に内側へ 
            カカトがくっつくまで閉じていきます。 
             これを4〜5回繰り返します。 
           
          ポイントは膝が緩まないようにする事と 
          腿の外内両方の筋肉を充分に意識する事です。 
          (ギリギリの開きすぎに注意。無理せずジックリ行いましょう) 
        <B>腿の前面を伸ばしましょう。 
          1.まず床に長座になり、両手はお尻のやや後ろに付きます。 
          2.右脚だけ膝を曲げて“片足正座”の状態になります。 
            (カカトはお尻の下に) 
            ここですでに腿の前面のストレッチ感があれば 
            そのまま10秒ほどキープして伸ばします。 
          3.さらに余裕がれば両肘を徐々に曲げていき 
            上体を後方に倒していきます。 
            曲げている膝が床から浮かないように、 
            腿の前面を伸ばしていきます。(10〜15秒キープ) 
          4.逆脚も同様に。 
        脚のラインは年齢とも深い関わりがあります。 
          明日は加齢に伴う変化の対処法について 
          ご紹介していきましょう。  |