目標は「中金」持ち!

第85回
お客が喜んでお金を払ってくれる仕事を探す

中金持ちのーつの基準が
「月に百万円のお金が使える人」のことであり、
それに至る早道は中小企業の経営者になることであろう。

「使えるお金が月に百万円」というのは、
それを実現した人にとっては、さほどむずかしいことではない。
そこに至るまでの道はいくつも考えられるが、
到達するためのルール、
あるいは条件はほぼ同じだからである。

まず第一は、お客が喜んで
お金を払ってくれるような仕事をやることである。
人が喜んでお金を払ってくれるのは、
その人にとって値打ちのあることに限られている。
ひもじい思いをしないですんだとか、
おいしい食事にありつけたとか、
あるいは、うんと楽しい思いをしたとか、
困っていたことが片づいて本当に助かったとか、
要するに人に感謝される商品なり、
サービスを提供すれば、人は財布の紐をゆるめてくれる。

人に感謝される仕事であるかどうかは、
お客がそれにとびつくかどうかを見ればわかる。
じッとしていても向こうから反応のある仕事なら、
人々がその必要とか値打ちを認めてくれる仕事だし、
反対に、こちらからいくら売り込みに行っても、
さっぱり反応のない仕事は、
人々が必要と感じないか、
時代に合わない仕事と言ってよいだろう。

もちろん、仕事としてはこれからの仕事でありながら、
消費者がまだそのことに気づいなじていないとか、
まだあまり馴染んでいないとかいった性質のものもある。

仕事として早すぎた仕事ということになれば、
タイミングの測定を誤ったことになるし、
いずれ必ず繁盛する事業であっても、
人に知られていなければPRをすることに時間をかける必要もある。
いまの時代を上手に生きるためには、
あるていどの宣伝も必要だし、
自分を売り込むことも必要なのである。





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2014年5月26日(月)

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