目標は「中金」持ち!

第107回
事業のパートナーは運の強い奴がいい その2

反対に、運の悪い人と組むと、
こちらまで運のツキがすっかり悪くなる。
私は事業家であるよりは起業家であり、
毎年のように新しい仕事を始めるが、
人を採用するにあたって過去に同じ仕事で失敗した人を
何回か起用したことがあった。
しかし、残念ながら、いっぺんも成功したためしがない。

人柄が悪いわけでもない。不真面目というわけでもない。
人を管理し、事業を経営する能力がないから
失敗したのだといえばそれまでだが、
そのほかに悪運にとりつかれているとしか思えない
暗い影がつきまとっているからである。
それを非力といって説明できないことはないが、
やっとうまくいくようになったと思ったら、
食中毒に見舞われて業績がダウンしたとか、
交通事故にあって入院をするとかいったことが
次から次へと起こるのである。

私は方位だとか、運勢判断などは信じない方だが、
あまりに多くの人とかかわりあっているうちに、
どんな星のめぐり合わせかわからないが、
どうも生まれつき運のいい人と
そうでない人の区別があるらしいことに
いやでも気がつかざるを得なくなってしまった。

その科学的な解明やあるいは神秘性の説明は
他の人に譲るよりほかないが、
パートナー選びをするなら
運の強い人に限るとだんだん確信するようになった。

広い世界のことだから、よく観察すると、
強運の人とそうでない人に分かれる。
運の悪い人は次から次へとひどい目にあわされるので、
どうしても悲観的になって何かにつけ消極的になる。
反対に、運の強い奴は追い詰められて
もういよいよおしまいかという
ところまでくるとまた息を吹きかえす。

あまり真剣になって聞いてもらっても困るが、
私の経験によれば、事業のような起伏の激しい仕事をやる場合は、
運の強い奴をパートナーに選べば間違いないのである。





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2014年7月18日(金)

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