■QさんからのA(答え)
中国のB株と香港のH株やレッド・チップは、
みな同時に上がったり下がったりするのならいいんですけど、
どちらかが先に上がったと思ったら、
その反対の事が起こったりするので、いらいらさせられます。
目下のところ、H株ばかりがよく上がって、
上海B株は足踏みをしております。
どうしてかなと思って見ておりますと、
上海B株の中に経済の発展につれて成長していく銘柄が少ないんですね。
同じB株だったら深センに上場している中に
成長性の高い株は比較的多いと思います。
とりわけ香港のH株とレッドチップの中に、
そうした条件を備えた銘柄が多く見られます。
素材株も、石油株も、港湾の株もみなそうです。
そのためにH株ばかりが先に上がってるんですけど、
上海B株の中にも、有望株がまったく無いわけではございません。
したがって、いらいらして上がらない方の株を売って、
上がりそうな方に移ると、今度は逆の動きになって、
今まで上がらなかった方の株が上がるということもあり得ます。
ですから上海B株をそのまま持っていることには賛成です。
ただ同じ上海B株の中でも、将来性があって、
売り上げがどんどん増えているものと、そうでないのとありますので、
その辺のことを勉強して下さい。
同じ上海B株の中で銘柄の入れ替えをする必要はあります。
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