第1261回
■kuntakinteさんからのＱ（質問）：国交がなくなった場合は…

いつも楽しみに勉強させていただいております。
私は中国株に期待して、その都度押し目を買い、
長く持っているつもりです。

しかし遠い将来において、
その国と日本とが国交がなくなったり、戦争にでもなった場合には
持っている株式の扱いはどうなるのでしょうか。
お金は戻ってくるのでしょうか、お教えください。

■ＱさんからのＡ（答え）

日本と中国が仲違いをして、
またケンカをするんじゃないかと心配しているようですけど、
日本も昔の日本と違ってずっとお金持ちの国になりましたので、
「金持ちケンカせず」という言葉があるように、
そう簡単にはケンカしないと思います。
やっても中国のケンカに似て口喧嘩です。
中国の夫婦喧嘩は日本のように殴り合いをしません。
周りに人を集めて相手がどんなに悪いかというのを
一生懸命聞いている人に喋ります。
手を出した方が負けなんです。
次の私の本も
「お金持ち日本はケンカせず」
という題にしようと思っているくらいですから、
多分あなたが心配するようなことにはならないと
私は思っています。

いまどきそんな時代錯誤の物の見方をしていたんでは、
この次の時代は生きていけないですよ。
イランやイラクとは違うんですから、
日本が自分の方からケンカを吹っかけることはないだろうし、
向こうだって、
いまの経済成長を
ストップさせるようなやり方はしないでしょう。
オリンピックがちゃんとやれるかどうかを
ご覧になってから心配して下さい。