■hiQ編集部から■

 

上海邱友会、追加募集

毎回開催する度に大人気の上海邱友会。
11月28日開催分の募集もすぐに埋まってしまいましたが
本日より若干名の追加募集をいたします。

今回は午前中からの企業視察に代わり、
企業のトップを招いての説明会が予定されております。
定員に達し次第募集を終了させていただきますので、
参加ご希望の方はお早めにお申込み下さい。

上海邱友会申込みはこちらから

古川さんの超美食会も締切間近です!

2006年10月30日(月) HiQ編集部 T


美食の宴を楽しもう

各地の美味しいものをコラムでたくさん紹介してくださっている、
古川修さんの「第三回超美食会」の募集が開始されました。

本日のコラムによりますと、
今回の会場である錦糸町「井のなか」 のご主人は
果物を使ったタルトと山廃純米酒を合わせる、という愉しい食の発見を、
古川さんとなさったとか。

普段の生活で、または自分や家族の作る料理では考えつかない組み合わせ、
味の才覚のある人は、それがとても上手に思えます。
そしてありがたいことに、一度美味しいと感じた組み合わせは、
私のような味の凡人にも、一発で頭に刻み込まれ、
以降その美味しい組み合わせは、自分の食卓に華を添えてくれます。

洋服でもインテリアでも、組み合わせの妙が効いていると
たとえ素材が一流でなくても、とても引き立つことがあります。
そしてそれは料理にも言えるのではないでしょうか。
私たちに手の届く食材を、新しい工夫を知ることで
もっと美味しく食べられると思うのです。

もちろん古川さんの推薦するお店となれば、
素材も腕も一流なのは間違いありません。
お手本を手習いが凌駕することは、そうあるわけがなく、
大抵は一段も二段も落ちてしまうものです。
それならお手本は頂上付近にあるのが一番です。
何故って、すべり落ちてもまだそこそこの高さである可能性が高いからです。

古川さんの美食会は、その「お手本」を体験できるまたとない機会です。

2006年10月27日(金) HiQ編集部 M


こんなところも外資系

私の近所には「リス園」がございます。
行政が管理している市の施設ですが、
300円ほど払えばリスやウサギと戯れる事ができます。
親戚の小さい子が週末、家に遊びに来たので、
こちらのリス園に連れて行きました。
私は小学校の時以来ですので、実に15年ぶりのリス園となりました。

お金を払ってひまわりの種をもらい、柵の中に入って驚きました。
私の小さい時にたくさんいたシマリスがほとんどいなくなり、
その代わり、屈強な「タイワンリス」がノシノシと歩き回っているのです。

リスにかまれないように鍋つかみを付けて餌をあげるのですが、
小さいシマリスなら子供の手でも、手乗り状態で餌をあげる事ができます。
しかし、タイワンリスはシマリスの何倍もあり、頭が子供の手のひら程あります。

さらに非常にがっつくので、ひまわりの種だけに飽き足らず、
スイカをまるごと一個、ガジガジとかじっておりました。
そのパワフルさに圧倒されて、シマリス達は茂みの奥に隠れていました。

頑丈で飼育のし易い「外資系」のタイワンリスはどんどん勢力を拡大し、
非力で小さい原住民のシマリス達は隅へ追いやられているようです。

この屈強なタイワンリスの生態に関しましては、
大海 淳さんが連載しておりました「野行き、山行き、この元気」の
第56回「タイワンリスの野生化が教えること」
で詳しく取り上げられておりますので、ご覧下さい。

※リス園はドーム上になっており、
カラスからリスを守る為に天井にはネットが張ってあります。
しかし、何羽かの鳩達が園内を堂々と徘徊しておりました。
園の人に尋ねますと、いつの間にか居て、そのまま帰れなくなったそうです。
このままではいずれ羽が退化して、飛べなくなるのではないでしょうか。

2006年10月25日(水) HiQ編集部 K


デジタルの幻想

雑誌や広告で見るモデルたちの美しい姿に
女性も男性もうっとりすることがあると思います。

先ずは、化粧品で有名なDOVEという会社が
キャンペーンでつくった映像を見てみて下さい。
http://www.campaignforrealbeauty.com/

メイクや照明で美しく見えるように努力するのはまだしも、
最終的にはコンピュータの映像処理で
全く別人のように変わってしまっています。
「美」のイメージはこのようにして造られた偽りの美だよ、
というのがこのCMのメッセージのようです。

普段私たちが目し、女性が憧れ、男性が理想とする
モデルさんや女優さんが登場する広告のほとんどが
このように手を加えられたもののようです。
このような事を可能にする技術も一種のIT革命かも知れません。

この事実を知って、女性は少しホッとし、
男性は少しがっかりしてしまうのではないでしょうか。
(私はがっかりの方です。)

2006年10月23日(月) HiQ編集部 T


グルメバトル勃発

あやうくブックストアで挙動不審になるところでした。
うっかり店の中でJ.C.オカザワさんと友里征耶さんの"競著"
「グルメバトル」に目を通してしまったからです。
これはもう、ニヤニヤしっぱなしになってしまいます。
特に、友里征耶さんイチオシの後半「十番勝負」は
正にバトルの名にふさわしい大舌戦でした


J.C.オカザワさんが本の中でおっしゃるには、
スポーツ試合に例えると、友里氏は「今日の試合は全体的にこうだった」というタイプ、
そして自分は「中田はこうだったが、小野はこうだった」というように個別に見るタイプ、
とのことで、それを踏まえて再度目を通すと、なるほどそのように思えます。
お2人の視点は違いますが「どうせならおいしいものを食べたい」という願いは一緒です。
ですから、2人のバトルをさんざん読んだ後でも、読後感は爽やかで(?)
第2弾はいつ出るのかな、と期待してしまう一冊です。

なぜか読み進めるうちに、オカザワさんが北島三郎に思えてきました。
時代劇で瓦屋根に登り鮮やかに纏を回す、火消しのサブちゃんです。
食の都トウキョウに勃発するグルメ紛争を
(この本の場合オカザワ氏と友里氏が火元でもありますが
時には鎮圧、時には・・・??
というイメージです。

とは言え実際のオカザワさんは、
おそらくサブちゃんも裸足で逃げ出すようなダンディーな方です。
「グルメバトル」是非ご一読ください。

2006年10月20日(金) HiQ編集部 M



上が変われば店が変わる

私は大学時代、コンビニエンスストアでアルバイトをしていました。
そのお店はチェーン店ではありますが、大手の系列ではありませんでした。
置いてある商品も他店のコンビニとは違っており、
その為、駅前にも関わらず、1日中ほとんどお客さんがこないという状況でした。
オーナーは夫婦で、店長は長男、副店長は次男という一家で経営していました。

実質、お店の実権は奥さんが握っていたのですが、
この奥さんとアルバイト達との不仲はすさまじいものでした。
当時、私は入ったばかりだったので、どうしたらよいのかわかりませんでしたが、
次々とアルバイトが辞めて行き、
お客も従業員もいないというタダの「箱」の様なお店になってしまいました。

「これは潰れるな」と私は判断しまして、
時給も720円なのでいつでも辞められると考えていました。
ところが、オーナー夫婦がお店を本社に返すという事で経営から退く事になり、
「この店はどうなるのだろう」という好奇心からお店に残る事に決めました。

その後、本社から新しい店長が何人もやってきて、代わる代わる辞めていきました。
一度傾いたコンビニの経営を立て直すのは相当難しいらしく、
アルバイトが変わるスピードよりも店長がどんどん変わっていくという異常な事態でした。

その後、6番目にやってきた店長がお店の状況を変えました。
今までの店長が商品の充実を図ろうとしたのと違い、
その店長は私達アルバイトへ接客の基本を徹底させたのです。
接客意識が変わると、アルバイト達の勤務に対する考え方も変わり、
お店は生き返ったようにお客さんが来るようになりました。
まるで、映画やドラマで見る様な大逆転劇が目の前で起こったのです。

しかし、お店が変わる中で、変化を嫌って辞めるアルバイトも多かったため、
オーナー夫婦時代から残っているアルバイトは私1人だけでした。
店長からその忠誠心(?)を認められ、時給を10円アップして頂きました。

時給730円で滅多に経験できない事を経験できましたが、
そのお店に付き合った2年間もの間、 非常に貧乏な時代を過ごしました。

2006年10月18日(水) HiQ編集部 K


謎の国

我々のすぐそばにあるのに謎に包まれた国、北朝鮮。
この国が先日核実験を強行した制裁として
日本は北朝鮮からの輸入を全面禁止しました。

初めて知ったのですが、
国内に出回るマツタケの27%が
北朝鮮からの輸入品らしいのです。
幸い輸入のシーズンはほとんど終わっているため、
今回の輸入禁止はマツタケ好きにとっては
あまり影響がないようです。

とにかく、北朝鮮という国に住む人たちが
早く幸せになれるように、
日本も含めた周辺国、大国には
上手な対応をとって欲しいものです。

2006年10月16日(月) HiQ編集部 T


猫で知る、秋の足音

すっかり秋めいてきて、雨など降ると寒さも感じる季節になりました。
もちろん暑い寒いは自分の皮膚感覚で感じるものですが、
我が家では猫のいる位置というのも、一つの大きなバロメーターです。

猫というのは居心地の良い場所を探し当てる天才で、
おおよそ人間の頭では考えつかない、
または物理的にくつろぐのがムリな場所で日々ゴロ寝を満喫しており、
その場所は遊牧民のごとく、時期に応じて移動するのです。

春は干したばかりの布団の上、もしくは陽の当たる窓際。
夏は日陰のフローリングにお腹をぺったりつけて、もしくは風でふくらむカーテンの中。
秋は電気ポットにくるりと張り付く、もしくは人の膝の上。
冬は電気カーペットとカバーの間にもぐる、もしくは炊飯器の上に腹ばい。

ここ数日は電気ポットに張り付いていますので、これは秋だなあということになります。
うちの猫はまだ目もあいていない時に草むらに捨てられていた猫で、
ですから多分、母猫と過ごした時間はとても短かったろうと思います。
だからでしょうか、この時期、ぴったりポットにくっついて寝ている姿は、
何だかちょっと母猫に甘えているようにも見えるので、
この時期うちのポットは「お母さん」という呼び名に変わります。
「猫は?」と誰かに聞くと「お母さんとこ」、という具合に。

象印のポットは、この時期猫のお母さんです。

2006年10月13日(金) HiQ編集部 M


5千円メガネの限界

最近、街頭に増えてまいりました「5千円から眼鏡が作れるお店」。
私の住む狭い街にも5店舗ほどが鎬を削っております。

この激安メガネ店、まず店内でフレームを選択し、レンズを選びます。
その後、料金を払って1時間ほど待つと、
注文したメガネが仕上がってくるというものです。

連休中のある日、メガネを購入しようと思い、
街で1番人気がある激安メガネ店に行きました。

外に出ているお店の看板から、5千円でメガネが作れると思い込んでしまいますが、
実際に店内に入りますと、5千円と書かれたフレームにはあまりよいものはなく、
9千円と書かれたフレームからはそれなりのモノが揃っています。

私は9千円のフレームを選択し、
そのままカウンターへ持って行きました。
カウンターの店員さんから、
「合計9千円のセットのレンズでよろしいでしょうか」と聞かれたので、
そのままでお願いしますとだけ伝えて、完成を待ちました。

その後、出来上がったメガネを試してみて驚きました。
レンズがもの凄く厚く、かけると周囲がグニャグニャして見えます。

原因は私の目の悪さにあるようで、
私の視力だと、どうしてもこれ位の厚みが必要になってくるとの事でした。

「それではどうしたら良いですか」と尋ねると、
薄型のレンズを+7千円にてオススメされました。

さらに1時間待って、薄型のレンズに加工して頂きましたが
相変わらず周囲は何だかグニャグニャしています。
少々改善されたので、後は慣れかなと思い購入してきましたが、
この編集後記を打っている今でもグニャグニャしております。

結局、 「5千円でメガネが作れる」と思っていたら、
1万6千円以上もかかってしまいました。
どうやらあの激安メガネ店は
私の様な視力が悪い人間には大して激安ではない様でして、
改めて自分の目の悪さを実感しました。
機会を見て、もう一度調整してもらおうと考えております。

2006年10月10日(火) HiQ編集部 K


あの頃よ再び

今日は10月9日体育の日です。
学校では体育祭を開くところがたくさんあると思いますが、
体育祭で参加したお父さんが
骨折してしまうことが多いのをご存知でしょうか。

なぜかと言うと、若い頃は体力に自信のあったお父さんも
お子さんが生まれてからはあまり運動をしておらず、
でも自分の脳内イメージは若い頃のままなので
「お父さんは足が速いんだよ」
といいところを見せようとして全力疾走。
ところが、身体が付いていかずに転倒、骨折、となるわけです。

そんなお父さんは
達磨キュアハウスを体験して見てはいかがでしょうか。
先ずはゆっくり身体の内側から鍛えて、
あの頃の自分をもう一度取り戻して見て下さい。
(私も最近、ちょっとお腹が気になってきました…)

2006年10月9日(月) HiQ編集部 T


死語の世界

一昨日の読売新聞1面コラム「編集手帳」にて初耳の言葉を見つけました。
「やまいづかされる」というのがそれで、
意味合いとしては「悪口を言われること」だそうです。
これは歌舞伎の女形、五代目河原崎国太郎さんの、
桂米朝さんとの対談での発言で、それに対して
「もう半分死語になりましたね」と米朝さんが返す場面が書かれていました。

"陰口を気に病み、患うほどに憔悴(しょうすい)した心をいうのだろう"
とそのコラムでは補足していましたが、なるほどうまい表現ですし、
何だか品の良い響きでもあります。
これを渋谷の女子高生言葉に置き換えると(感覚古いかもしれませんが)・・・

「っつーか、陰口チョーむかつく!」
が、
「っつーか、やまいづかされてチョーむかつく!」
に、なりますが・・・

――― 「やまいづかされる」には、「チョーむかつく」がちょっと似合いません。

「やまいづかされてA子悲しい・・・」

こんな感じでしょうか?(感覚古いかもしれませんが)
この場合、多分本人も「チョーむかつく」より、「やまいづかされる」と表現した方が
自分の気持ちにしっくりくるかもしれません。
ぴったりくる言葉が見つからないと、普段使い慣れている言葉につい、
「チョー…」とか「かなり…」とか、飾りをまぶして何とかしようとしてしまいます。
しかしファッションにしても建築にしても、適材適所と言いますか、
色や形があるべき場所にしっくりきてこそ、カッコが良いものです。

こういう言い回しを知ると、言葉の表現がよりこまやかになって
本当に相手に伝えたいことを、より正確に表せるようになると思います。
死語の世界をひもとくことは、言葉のおしゃれにつながるのではないでしょうか。


2006年10月6日(金) HiQ編集部 M


日中の首脳会談が始まります

今月8日、安倍総理が訪中し、
実に5年ぶりに日中首脳会談が行われるとマスコミ各社が報道しております。
「もしもしQさん」の第1951回
「理性を以て未来の扉をひらきましょう」 においてQさんは

「未来を睨んで理性を持って善処することによって新しい道がひらける」
と書かれておりました。

「中国ビジネスのススメ」の柳田洋さんは
第603回「靖国参拝から2週間」において
北京日本人会副会長のお立場から、
日中の争いによる現地邦人の安否を気にしておられました。

今週の月曜日に最終回を迎えました
「中国留学のすすめ」の加藤 嘉一さんは
第300回「中日友好なんちゃらノ巻」において
日本のODA援助が人民に全く知らされない現状を書いておられました。

日中首脳会談の前に、HiQで日中の問題点をお浚いしておくと
問題の本質が見えてくるかしれません。

2006年10月4日(水) HiQ編集部 K


残り三ヶ月

今日は10月最初の月曜日です。
夏が過ぎて、秋だな〜と思ったら、
今年ももう後3ヵ月を残すのみとなってしまいました。
実務手帖の販売もはじまりましたし、
そろそろ来年のプランも具体的に考える時期にきたのでしょうか。

でも、先ずは2006年の総括として
今年最後になる考察団と上海邱友会に参加をしてみてはいかがでしょうか。
(上海邱友会の参加受付は近日中に開始いたします)

hiQコラムニスト希望の方も引き続き募集中です。
既に何名かコラムをお送りいただいた方もおります。

応募の際はコラムのテーマ等の説明文と共に
800字程度を1回分として、10回分ほどの原稿を
tegami@9393.co.jp
までお送り下さい。お待ちしております。

2006年10月2日(月) hiQ編集部 T

2006年10月2日(月)〜2006年10月30日(月)

 
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