石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第87回
あなたの海外仕事生活 北京より

今回は、日頃ご愛読下さっている
日高様からいただいたメールをご紹介します。

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石原 様

はじめまして。日高と申します。
5月19日、第74回のコラムに取り上げて頂きました北京の日高です。

ちょっと嬉しかったのでメールさせて頂きました。
自分のことの話題なのですが
HiQのコラムで読みますと別人のような気がしてしまいます。
おもしろい感覚です。

今は北京に来てから1年3ヶ月が終わろうとしているところです。
給料は大幅に下がりましたが、
その代わり中国という環境で
新しい経験を積めていると考えています。

ですが最近は1年3ヶ月も経ち、
ある程度いろいろ慣れた割には
自分が思っていたほど成長していないのでは?
という気もしないでもないという状況です。

その大きな要因は仕事が日系企業との取引であるということと
言葉も日本語で仕事ができるという2つのポイントがありそうです。
仕事環境が大きく言ってしまうと
日本で働いているのと近いということがあります。

石原さんのコラムに
「駐在員が北京語を話せないワケ」というのがありました。
私の場合は
駐在員というとてもいい環境、待遇の立場ではないのですが
言葉が成長しない環境は似ていて困ってしまいます(笑)

まあそういうことはありますが、
基本的には会社は中国の勢いに乗って大きくなる気配がある、
既に大きくなりつつあるので
そういう面では前途明るいというところです。
あくまで会社がそういう状況でして
はやく個人レベルでもそうなりたいものです。

↓北京での生活をブログに書いています。

http://plaza.rakuten.co.jp/rigao/

最新コラムの鼎泰豊の話は
そうだ、そうだ、と思って読ませて頂きました。
私もちょっと前にブログに鼎泰豊のことを書いています。
台湾は中国から見ると凄く進んでいうように見えます(笑)

では今後も連載を楽しみにしています。
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日高様、メールありがとうございました。
私のプロフィールで、
「2003年9月に台湾資本による会社を設立」となっていますが、
実は、ゆくゆくは独資にする心積もりで、
当初は台湾資本が75%、残り25%が日本資本の合弁で始めました。
諸々の事情により先延ばしになっていましたが、
いよいよこの7月から台湾資本100%の会社になります。

私自身、これまではまだかろうじて駐在の身分だったのですが、
6月末で出向元の日本の会社を退職し、純ローカル社員になります。
当然(!)、給料は下がります。
このことは近いうちにコラムに書こうと思っていますが、
給料が下がっても会社を替わる、
という決心の重さは解るつもりです。

国は違いますが、外国で働く日本人同士として
これからもいろいろと教えていただければ幸いに存じます。

ありがとうございました。


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2005年6月7日(火)

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