石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第92回
あなたの海外仕事生活 高雄より

今回は、日頃ご愛読下さっている
台湾aniki様からいただいたメールをご紹介します。

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石原新様

はじめまして、台湾在住8年目になる
台湾anikiという52歳の者です。

台湾でのお仕事という事で共通する所ももあり、
いつも楽しみに拝見いたしております。

もうよく台湾の事情をご存知でしょうが、
私の内山という名前のおかげで、
台湾人から内山兄哥と呼ばれています。
あの内山兄哥や内山姑嫁の歌からです。
よく台湾語で発音してくれるのでその発音にも慣れましたが。

台北で3年半こちら高雄で4年目になります。
44歳からの台湾生活でしたので、
言葉や生活習慣に適応できるまで
2、3年費やしてしまいました。

当時、大陸投資で痛手を負い
日本にすごすご帰国する事もできず
ただ、台湾人の日本人に対する認識が
大陸とは大きく違うということだけを頼りに
ここ台湾にやってきました。

言葉ダメ、収入なし、友達無し。

今から思えばなんと大胆な、無謀なことをしたと
少しは反省しております。
反面、得た事も多く、
今は新事業を起こす為資金繰りに走りまわっています。

台湾、日本、大陸を同時進行で見比べながら
いろんなアイデアを一つずつ実現していこうと考えております。

石原様の益々のご活躍お祈りいたします。
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台湾aniki様、メールありがとうございました。
「内山兄哥」や「内山姑嫁」というのは、
台湾の古い民謡に出てくる「内山郷のアニキ」とか
「内山郷の姐さん」という意味のようですが、
詳しいことについてはまた調べてみます。

台湾が、中国と日本の間で
クッションのような位置づけにあるひとつの例として、
興味深く拝見いたしました。
台湾へ来ることになった経緯に違いはありますが、
同じ台湾で働く日本人同士として、
これからもいろいろと教えていただければ幸いに存じます。

ありがとうございました。


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2005年6月14日(火)

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