石原新さんが歩む21世紀型日本人ビジネスマンへの道

第103回
ムスコがねじれるとき

12歳になる長男の教育で「どツボ」にはまっています。

台湾に来た2001年当時は、迷わず日本人学校に入れました。
ただし、私自身外国語で苦労したので、
小学校1年生の時から英会話のレッスンには行かせてました。
台北日本人学校の対面にはアメリカンスクールがあり、
「行かせてみようかなぁ」などと助平心を出してしまったのが、
今にして思えば間違いの始まりでした。

台北のアメリカンスクールの生徒は他の国とは違い、
地元民=台湾人(中国人)が最も多いのです。
ですが、みな外国籍(米国籍・カナダ国籍等)を有しています。
つまり台湾人富裕層の子息達なのですが、
アメリカの一流大学で教育させるためには、
現地で子どもを生むとか、投資による市民権取得とか、
「国籍を買ってしまう」ことなど御茶の子さいさい、の人々です。
よって、親御さん達専らの感心は、
アメリカのどの大学にどのくらいの確率で入れるか、ということ。
先生の使命も「できる子をどれだけ伸ばせられるか」。
アジア地区インターナショナルスクールの進学成績では、
日本の西町に次いで二番目だそうです。

そんな学校(ミドルスクール)に、
英語圏在住経験もない
外国人生徒(Alien=エイリアン)が紛れ込んだらどうなるか?
私の息子の場合、入学申請してから一年ほど後の2003年春、
当時SARSが流行しており
そのせいもあって欠員募集があったのではないかと思うのですが、
なぜか面接に合格、日本では小学校6年生にあたる
G5(グレードファイブ)から転入しました。
ところが、その一年後
日本の中学校にあたるミドルスクールに上がった頃から
授業について行けなくなりだしました。
学期末には退学勧告まで出る始末となってしまいました。

この夏には、カウンセラーと相談の上、
対策として米国本土のサマープログラムに参加させるのですが、
本人の生活態度を見ていると、まるで危機感がない。
叱れば意固地になって自分の殻に閉じこもってしまい、
かと言って野放しにすれば緊張感のカケラも見られない。
邱さんのいう「子どもが日本人でなくなって」しまったのでしょうか?


←前回記事へ

2005年6月29日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ