服飾評論家・出石尚三さんが
男の美学をダンディーに語ります

第849回
オフィスとペンダント

ふだんからペンダントをしているほうですか。
私自身はごく月並の
コインのペンダントを下げています。
なぜ突然、
ペンダントのことが気になりはじめたのか。

それはノオ・ネクタイと関係があります。
オフィスでネクタイを外す。
と、当然のことながら
ペンダントの存在が見え隠れする。
これについてはどう考えれば良いのでしょうか。
ビジネスの場でのペンダントはどうなのか。
もちろんオフィスの雰囲気と、
その人自身の好みもあるでしょう。

私自身はペンダントも良いのではないか、
と思います。
ことにそれがなにかの記念や
思い出とつながっているようなら、
第二の皮膚のようなものではありませんか。
もっともあまりに装飾的なペンダントであれば
それは別問題でしょう。

さて、もうひとつの問題点は
下着を着るのか、着ないのか。
同じペンダントであっても、
Tシャツのようなアンダー・ウェアを
着るか否かによっても
その印象は違ってきます。
たとえば素肌に着たシャツの場合、
どうかするとペンダント本体が
外に飛出したりすることがあります。
オフィス以外ならこれまた一興でしょう。
でも、もしもこれが気になるようなら、
シャツの下に肌着を重ねたほうが良い、
ということになります。

ところでペンダントといえば、
過日、奇妙なペンダントを見つけました。
半ば冗談のような、
玩具(おもちゃ)であるかのようなペンダント。
この上なく小さな円筒型の
ペンダント・トップが付いているだけの、
実にシンプルなデザインです。
もちろんチェーンもごく細いものです。

ところがよく見ると、
その小さな円筒型は
カレイドスコープになっているのです。
よく先端がループになっているペンダントは見かけますが、
これはまあ、つかの間の夢心地を見るための
ペンダントなのです。
ひとつ2940円で「ギャラリイB.B.E.」
(TEL:3443-4513)で売っています。
これをオフィスでするべきかどうか、
また考えてしまいそうです。


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