服飾評論家・出石尚三さんが
男の美学をダンディーに語ります

第937回
「水魚の集い」のお報らせ

ちょっとお報らせしたいことがあります。
皆様のご愛読のおかげで本コラムも
900回をこえることが出来ました。
ありがとうございます。
邱永漢先生をはじめ、
ご担当スタッフの方々の
あたたかいご協力なくしては
成し得なかったでしょう。
重ねて御礼を申上げます。

邱先生から最初お話を頂いた時、
さて、100回も続くだろうかと、
心配でなりませんでした。
これまでにも週刊のペースで
何かを書かせて頂いたことはありますが、
毎日というのは初体験であったからです。

タイトルが良かったのも
長く続けられた理由のひとつ。
もちろん邱先生の命名です。
比較的肩の力を抜いて、気負わずに書けたからです。
その意味でも題名は大切ですね。

一方で、難しい点もありました。
どんな方が読んでくれるのか、さっぱり分らない。
闇夜に鉄砲を撃つ気持になったこともあります。
そんな時に頂く読者からのお手紙は、
とても心強い励ましになったものです。

それはともかく
900回をこえたのをひとつの区切りと考えて、
夕食会を開きたいと思います。
もしもご賛同頂けるようでしたら、
ぜひお集り下さい。
たわむれに「水魚の集い」と致しましたが、
他意はございません。
「水魚の交り」という時の、水魚。
むかし蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が
諸葛孔明との仲を指して
「水と魚」にたとえたのがはじまり、
ともある本にあります。
親しく、仲よく、お話しでも致しませんか、
といった気持なのです。

12月16日(金)19時〜21時。
東京ステーション・ホテル「藤の間」です。
なるべく皆さんが
集り頂きやすい場所と時間をと、
考えたまでのこと。
たぶん私もふつうのスーツに
ふつうのタイを結んで行くでしょう。
皆さんもどうぞ平服でいらして下さい。
「水魚の集い」ですから、
堅苦しいことはいっさいやめにしましょう。
邱先生のホームページを通じて
私たちはすっかり親友の気持になっているのですから。


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