中国って、本当のところどうなの?

第43回
北京動物園−パンダ見とく?

地下鉄の西直門(Xizhimen)駅から
少し行ったところに、北京動物園はあります。
駅から歩いていくと、
北京展示場を通り過ぎてすぐの場所です。

北京動物園 入口
入園料:夏季20元 冬季15元(学生半額)+パンダ館5元

道路(紫竹院路)を挟んだ向かいには、
北京天文館の綺麗な建物が見えます。
ここにはプラネタリウムがあります。

北京動物園は、明朝(1368-1644)には
皇族の荘園でした。
そして、清朝(1644-1911)になって
ここで動植物が育てられたのです。

1908年には北京動物園の前身の動植物園となり、
すでに90年ほどの歴史を持つ動物園です。
1955年に「北京動物園」と改名され、
今日に至ります。

園内 見取り図

5万平方メートルの敷地には、
30の大きなホールがあり、
600種・7000頭もの動物を擁します。
また、園内には水族館も併設されており、
動物園と水族館の複合施設となっています。
ただし、水族館には別途入館料が必要です。

熊猫館

入口を少しすすむと、
中国人・外国人問わず人気の「熊猫館」が目に入ります。
本家中国では、パンダを「熊猫」と書きます。
確かに体格は熊のようですが、
性格は猫のような不思議な生き物です。
寿命は25-30年程度だそうです。

熊と比べると、明らかにその性格が違います。
人間に対しての警戒心が低いのです。
パンダの部屋の中でも、気ままに寛いでいます。

身体は大きく熊のようですが、
木の上でごろごろしながら
人間を見たりして遊んでいます。
熊ですとなかなかこうはいきませんね。

その挙動の一つ一つに、
人間の客は釘付けになってしまいます。
可愛い生き物です。

岩の上でこんな格好でだれていても、
お客さんは大喜びです。

北京動物園には、パンダグッズも豊富にあります。
パンダ関係では、世界で一番種類が豊富かもしれません。
高いので、購入はお薦めしませんけれど。


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