中国って、本当のところどうなの?

第46回
中国留学は、英語習得にも効き目アリ?

中国に留学する目的は、
人それぞれに異なると思います。
しかし、語学習得という点に関していえば、
大抵の人が、まずは中国語の普通話を
身につけたいと考えているはずです。

ひとたび中国で留学生活を開始してみると、
周りに諸外国からの留学生が
沢山いる環境となるはずです。
韓国人や日本人が大勢を占めるとはいえ、
その他の諸外国の人々も
やはり多く滞在しているのです。

そして、留学生同士の共通語と言えば、
まず現地の中国語が思い浮かびます。
しかし、ある程度中国語が流暢になるまでは、
異なる国の留学生同士の共通語は、
「英語」であると考えられます。

実際、中国語の中級以上のクラスになると
指導も全て中国語になりますが、
日本人・韓国人以外の諸外国人が多い
初級のクラスとなると、
授業が英語で行われることも多いです。

そして、授業以外の時間の学生間交流の時間でも、
英語は公用語として幅を利かせています。
英語ができれば様々な国の人と交流ができますが、
怖気づいてしまうと活動の範囲が限られ、
肩身の狭い思いをすることになるでしょう。

中国では中国語を学ぶと同時に、
諸外国の人々とのコミュニケーションを通して、
英語の能力を向上することもできるのです。

もちろん、綺麗な英語を身につけたいとなれば、
英語圏の国に留学することが必要になりますが、
心がけ次第では、
ネイティブから無料の英会話レッスンを
毎日受けることも可能です。

滞在費・授業料が比較的安上がりな中国において、
中国語だけでなく英語も伸ばすことができれば、
一石二鳥ですよね?

理想としては、中国語の向上が疎かにならない程度に、
英語も伸ばしていけるといいでしょう。
なんといっても、国際的な共通語は英語ですから。
中国語と日本語だけができるのでは、
活動の範囲が相当に偏ってしまいます。

将来、中国留学の経験・知識を活かす際にも、
英語が必須である場面は多く出てくるはずです。
その時になって、「英語もやっておけばよかった」
と思わずに済むよう、
そつなく伸ばしておけるといいですね。


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