中国って、本当のところどうなの?

第52回
798−Art Bookshop and Cafe

798 SPACEの奥には、
798 Art Bookshop及び
Old Factoryという名のカフェがあります。
これら2つのお店は798 SPACEと
融合した造りになっており、
この3つを併せて798というカタチです。

798 Art Bookshopは、
小振りなお店ながらも世界のアート本が並びます。
また、ここでは毛沢東を茶化した感じの
アート・カードも手に入ります。

さらに奥のOld Factoryという名のカフェに進んでいくと、
落ち着いた店内にゆっくりと時間が流れます。
ここでも、798 SPACE同様に
工場時代からの工作機械の一部や排気ダクトなどが
壁から顔を覗かせていますね。

無骨とも思えるインダストリアル・デザインと
モダン・デザインは意外にも相性が良く、
お客ものんびり寛いでいます。

こうした古い建物を巧く利用して、
新しい風を注ぎ込む建築手法では、
日本の建築家ですと、安藤忠雄さんが有名ですね。
中国でも建築好きの人には、
安藤さんは人気があります。

店の奥まった小部屋には、
世界の写真集が幾つか並びます。
日本の写真家・天才アラーキーの写真集もありました。

このカフェにある荒木さんの作品は、
働く日本人男性の顔ばかりを集めた写真集でした。
中国人の友人に見せてみると、
「なんだ、中国人と変わらないや」
と当たり前のことを言っていました。

我々は同じアジア人なんですけどね。
中国の皆さん、日本人は鬼じゃないですよ。フォー!

さて、居心地の良いカフェで寛いだところで、
また798散策へと出かけてみますか。

明日は工場の敷地内の風景と
ギャラリーなどをご紹介します。


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