中国って、本当のところどうなの?

第55回
香山−北京で紅葉狩り

北京市の中心部から車で40分ほど行ったところに、
香山(Xiangshan)はあります。
英語表記ですと、
Fragrant Mountainと妙にロマンチックです。
標高557メートルの香山は、
地元の人たちに手軽な登山地として親しまれています。

また、ここは紅葉狩りの地として余りに有名であり、
いざ紅葉を楽しみに行っても、
その人の多さに驚かされるかもしれません。

香山公園入口
香山公園遊覧チケット 大人10元 学生半額
入園時間:8:30-16:00

この入園時間ですが、
16時までに入れば
夜の7時、8時までいても問題ありません。
午後4時までに退園しなければ
いけないという訳ではないのです。

人ごみを避けるために、
少し日が落ち始めた4時近くに
行ってみるのも一つの手ですね。

アクセスの仕方としては、
主にタクシーかバスで行くかの2つでしょう。

まず、タクシーだと安心して香山の麓までいけます。
その代わりに、少し料金が高めです。
北京市中心からですと、40分ほど乗って
約60元(840円)ほどでしょう。
世界一高い日本のタクシーと比べれば、
遥かに安いですけどね。

また、地下鉄の西直門近辺から
香山行きのバスが出ています。
料金は2元(28円)とかなりお得です。

香山の近隣では、紅葉した楓などが
真空パックにされて売られています。
綺麗に真っ赤なので、
「着色したんじゃないの?」と疑ってしまうほどです。
(中には着色したものもありそうですが)

入口を入ってすぐのところにある艶やかな門です。
極彩色の色使いが日光東照宮を想起させます。
パンクですね。

こうした紅葉を愛でる気持ちは、
中国人も日本人も変わりません。

美しいものをそれぞれに美しいと感じ、
散りゆく葉に人生を重ねてみたりする、
どこの国民であろうと感じ入るものがあるのですね。

明日は頂まで登ってみましょうか?
綺麗な夜景が待っていますよ。


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