中国って、本当のところどうなの?

第56回
香山−プチ登山&北京の夜景

標高557メートルの香山は、
軽く登山した気分になるには丁度良い高さです。
入口から頂まで、普通に登って90分ほど、
ゆっくり登って行っても2時間ほどでしょう。
下りはその半分ぐらいの時間をみておけば十分です。
ただし、歩きやすい服装で行くことをお薦めします。

自然の紅葉と人工的な着色の門が織り成すコントラスト、
登山していて現れるこうした光景は、
疲れを癒してくれますね。

香山の中腹で、トランプに興じる中国の人々に会いました。
皆それぞれの楽しみ方で、香山を満喫しています。

山の頂は、香炉峰と呼ばれています。
香炉峰には、中国風建築の売店があります。
ここは夕方以降、北京市の夜景が綺麗に見渡せる穴場です。

そうこうしている間に、
街に灯がともり始めましたよ。
香山から見て手前にあるのが、
世界文化遺産でもある頤和園 (Yiheyuan)です。

さらに待っていると、
山を登りきった登山者へのご褒美に、
香炉峰は綺麗な夜景を見せてくれます。

右手には北京市の中心部である
天安門や王府井の灯りが見えます。
また左手には、北京国際空港に離着陸する飛行機も見えます。

夜景の位置関係に妙に詳しい中国人に会いました。
彼は定年後、毎日この香山に登っているそうです。
4時間で3回も上り下りしたことがあると言っていました。

とても定年しているようには見えない若々しい方でしたが、
足腰の丈夫な人は、若さが保てるのでしょうね。

下りの山道は、電灯も無く暗いので
気をつけて降りましょう。
小さな懐中電灯を持っていくと役立ちます。

9時過ぎ頃まで、
香山から北京市の中心部に向かうバスがあります。

正規のタクシーは夜になると
この辺りでは余り捉まらないので、
公共バスを利用するといいでしょう。
白タクは多いですが、トラブルを避けるためにも、
利用しないのが無難です。


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