中国って、本当のところどうなの?

第87回
中国留学に踏み切ってくれた読者

邱先生・HiQ編集部の皆さんにお世話になり、
当連載開始から3ヶ月ほどが過ぎました。

また、読者の皆様から頂く暖かい電信が
何よりの励みになっています。
いつも拙筆をご覧頂き、
暖かいコメントをくださいまして、
ありがとうございます。

さて、「中国留学のすすめ」を読み、
実際に北京に短期留学に来てくれた読者がいます。

自分が書いた「中国留学のすすめ」に刺激を受け、
行動に移してくれたとのこと。感激しています。

すっかり冬入りして寒い北京ですが、
せっかくいらしてくれたので
私が根城とする清華大学の近辺を
案内差し上げることにしました。

便宜上、ここでは「Aさん」と呼ばせてもらいます。

まずは、地下鉄・五道口駅の近くで待ち合わせです。
この地下鉄13号線は、
地下鉄といっても、実際に電車が走るのは殆ど地上です。

待ち合わせ後、お互いにランチを食べていなかったので、
北京で日本的な味のトンカツやカレー定食などが食べられる
「ばんり」に向かいました。

ここは留学生に非常に人気のお店です。
日本人オーナー・Yさんは、
北京で飲食店・まんが喫茶などを手がけ、
すでに15年という大ベテランです。

留学生の多くから、
「兄貴的存在」として慕われている方です。

「ばんり」で食事をしていると、
日本人オーナー・Yさんと偶会しました。

気さくなオーナーのYさんは、
北京留学に踏み切ったAさんを
暖かい眼差しで迎えてくれました。

ここ「ばんり」の味と雰囲気は、
中国留学で疲れ気味になった日本人留学生の
「心の健康を保つ役割」も果たしていると思います。

私の友人に、
五道口から地下鉄を乗り継いで1時間ほどの
王府井に暮らす日本人留学生がいます。
彼女はこの「ばんり」の味を求め、
たまに五道口まで買出しに来るそうです。

こうした根強いファンが、
五道口の「ばんり」には多くいるようです。

明日に続きます。


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2005年12月21日(水)

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