中国って、本当のところどうなの?

第88回
清華大学美術学院を少しご紹介

昨日からの続きです

五道口の名店「ばんり」にて
腹ごしらえが済んだところで、
いよいよ清華大学のキャンパス案内に向かいました。

12月も下旬に差し掛かりつつある北京は、
外を歩き回ると、顔が痛くなってくるほどの寒さです。

今回はご案内の1回目ということにし、
また次回以降で少しずつ清華大学を
案内差し上げることにしました。

東門

正門にあたる東門を抜け、
主楼までの道の両脇には、
ある程度予算のある学部が
比較的新しい建物を持っています。

清華大学の各学部は、
独立採算できるシステムになっているので、
お金のある学部は、
大きく新しい建物を造れるのだそうです。

さて、この時期はキャンパス内を歩き回るには、
寒すぎて不向きなので、
今回は東門(正門)から近いエリアだけを
観て行くことにしました。

材料学部
建築学部
法学部
経営管理学部

2005年末時点で、
清華大学の中で最も新しい建物は、
美術学院の建物です。

美術学院内の図書館

新しく大きな美術学院の校舎は、
勉強の環境としてはなかなかの環境です。

幸い、美術学部で学ぶ友人が
授業の様子をみせてくれるということで、
デッサンの授業をAさんと垣間見ることができました。

モデルをスケッチする学生たち

美術学部の大きな特徴として、
学生に女子学生が多いことが挙げられます。

もともと、理系に強い清華大学は、
男子学生が占める比率がとても高い学校でした。

しかし、美術学部が清華大学に正式に併合され、
女子学生の比率が急に高まったそうです。

またこうした経緯や状況については、
今後、清華大学の学校紹介の回で
詳しく触れていきます。

「中国留学のすすめ」の読者Aさんとの
初回の清華大学ツアーは、美術学部の授業見学の後、
中国人学生、日本人・フランス人留学生の
食事会で幕を下ろしました。


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2005年12月22日(木)

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