中国って、本当のところどうなの?

第93回
海河(Haihe)の川辺の橋景色

人口1,000万人以上、
総面積11,900平方キロメートルの天津市中心部を
海河(Haihe)という名の川がゆったりと流れます。
この海河、渤海まで流れているために、
こうした名前がついているのでしょう。

市の中心部の海河の川辺には、
遊歩道が整備されています。
また、市中心部の海河の上には、
特徴的な橋が幾つもかかります。

川辺の散策は、
カップルや友達同士の散歩にもいいものです。

川辺を少し歩いていくと、
こんな標識がありました。

No Fishing, No Swimming

12月に入ると、海河の川面は凍り始めます。
こんなところで泳ぐのは
相当な物好きだろうと思いましたが、
そこは中国、期待を裏切りません。

河の向こう岸で、
標識を無視してしっかり泳いでいる人たちがいました。
見ているだけでも寒いです。

遊泳禁止の川で
寒中水泳を楽しむ人々がいる場所から少し行くと、
こうして川面が凍っている場所があるのです。

さらに進んでいくと、
「ここは本当に中国か?」
と目を疑うような橋がかかっていました。

思い切り洋風な橋には、
幾つもの金ぴかの像が並びます。

一つの川に様々なタイプの橋が架かっているのは
目に楽しいですし、勉強にもなります。
しかし、ここまで場所をわきまえない橋を
建ててしまっていいのでしょうか?

ここはフランスのセーヌ川ではありません。
中国天津の海河です。

こうした「突拍子もない建築」、
今後も中国では増えていってしまうのでしょうかね。


←前回記事へ

2005年12月27日(火)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ