中国って、本当のところどうなの?

第96回
中国の車窓から:天津〜塘沽(Tanggu)

北京は内陸にあり、海がありません。

折角、海に面した天津に来たのですから、
ちょっと足を伸ばし、
広い海を観に行くのもいいでしょう。

天津市内から渤海へのアクセス法は幾つかあります。
今回は、天津の新しい移動手段であるモノレール電車と
タクシーを乗り継いで海まで行ってみます。

こちらは地上電車の天津駅。

2005年末には、モノレールの駅は
まだここまで開通していませんので、
少しタクシーに乗って駅に向かいます。

天津のタクシーは初乗りが8元スタートです。
北京では10元です。
少し田舎の山西省に行くと、
北京の半額の5元です。

中央都市は経済発展が目覚しく、所得の伸びも高いです。
一方、田舎の町では住民の所得も低いところがあり、
それに見合った物価の違いが感じられます。

日本ではタクシーの初乗り運賃に
2倍の開きがあるところは聞いたことがありません。

モノレール電車の「中山門」の駅です。
このモノレール、市の中心部から
沿岸部の工業地帯に向けて走ります。

このモノレール、
揺れも少なく、快適な乗り物でした。

電車の中の景色です。
まだ車体も新しく、綺麗です。

車窓からは、
工場などが時たま顔を覗かせます。

港に近い塘沽(Tanggu)の一角です。
日本ですと、幕張などでこうした景色が見れますね。

渤海までタクシーで行ってみました。

内陸の北京でしばらく海を見ていなかったので、
広大な海の波打ち際を期待していたのですが、
年末になると、渤海の一部では
こうして海が凍っています。

「上を歩けるよ」と薦められましたが、
氷が割れて海中に落ちても嫌なので、
やめておきました。

さて、明日は北京に戻りましょう。


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2005年12月30日(金)

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