中国って、本当のところどうなの?

第98回
天使に笑顔がこぼれる時

HiQ読者の皆様、
あけましておめでとうございます。

さて、2005年には、
日中間の関係がヒヤヒヤする場面が
何度となくありましたね。
そして、未だに状況がよくなっているとは言えません。

2006年の今年は、
国民の感情を無視した外交などは、
両国政府ともに慎んでもらいたいと思います。

中国人・日本人、
民間レベルで頑張っている人たちの努力を
台無しにするのが「政府の役割」
ではないはずですからね。

政府関係者には、
国民からの税金で「養って貰っている」という自覚を
しっかりと持って頂きたいものです。

さて先日、近所の本屋で心温まる光景を目にしました。

中国人の女の子が、
漫画の本を手にして微笑んでいます。

目を輝かせている彼女の様子をよく見てみると、
彼女が読んでいる本は、
日本の「クレヨンしんちゃん」でした。

中国で暮らしていると、
日本人だというだけで、複雑な顔をされ
肩身の狭い思いをすることがしばしばあります。

しかし、こうして日本の漫画を
素直に楽しんでくれている子供を見ると、
「日本に触れてくれてありがとう」
という気持ちが溢れてきます。

そして、
「中国の人々に、もっと日本を良く知って欲しい」
「日本の人々に、もっと中国を理解してもらいたい」
という気持ちも強くなります。

今年もしばらくの間、
「中国留学のすすめ」は続けさせてもらいます。

今後も、ぜひご一緒に「中国を理解する旅」
を歩んでいきましょう。

加藤嘉一


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2006年1月1日(日)

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