中国って、本当のところどうなの?

第102回
中国式:指折りでの数え方

中国の人と話をする際に、言葉以外にも
憶えておかねばならないことが幾つもあります。

中でも、初歩のコミュニケーションの段階から
数字を表す「手文字」は、
ぜひとも押さえておきたいものの一つです。

「零」から「十」までを片手で表すと、
次のようになります。

まず「零」ですが、
こちらは親指と人差し指で「輪」を作り、
それを相手の方に見せるような形で表します。

続いて、「一」と「二」は日本と同じです。

続く「三」には主に2種類あります。
親指と人差し指で輪を作って「三」にするのは、
女性が多いようです。
これは見せ方の向きで「零」と混同されやすいので、
注意しましょう。

また、親指と小指以外の残りで「三」を作るのは、
男性が使用するケースが多いです。


お次は「四」と「五」です。
これは日本でも同じですね。

さて、ここから先が少し変則的になります。

「六」ですが、このように親指と小指だけ立てて、
それ以外の指は軽く握ります。

「七」は親指、人差し指、中指の3本で
何かを軽く摘むような仕草をします。

「八」です。
親指と人差し指を広げた「八」ですが、
手を逆さまにすると、「八の字」になっています。

「九」です。
これも指の形で数字の「9」を表しているそうですが、
あまり「9」には見えません。
ひとまず、「そういうことなんだ」と憶えておきましょう。

最後に「十」です。
じゃんけんの「グー」のように、指を全て握ります。

こうして数字の「零」から「十」までを片手で表せるように、
「リン、イー、アル、サン、スー・・・」と
数えながら練習しておくといいですね。


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2006年1月5日(木)

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