中国って、本当のところどうなの?

第127回
首都博物館(新館):いい仕事してますねぇ

昨日は「陶磁器の製作工程」の標本をみてみました

今回は、実際にできあがった陶磁器を
幾つかみてみましょう。

「いい仕事してますねぇ」
いきなりのお宝の登場です。
中島誠○助さんを唸らせるような陶磁器が
多く並んでいます。

見せ方もうまく、
館内空間を上手に使っています。
照明の当て方も作品を引き立てるのに
一役買っています。

堂々とした竜が描かれていますね。
ライティング装置付きの台座ごと欲しくなります。

このポット、形状が少し変わっています。
蓋と側面の取っ手の部分を見てみましょう。

蓋にはピンク色の可愛い獅子がユーモラスに乗っています。

また、側面についている取っ手は、
竜の形をしていますね。
なんだか笑っているようにも見えますね。

「おいら、ここにへばり付いてるよ」
とでも喋りだしそうです。

この花器は、大きさ・形状・彩色、
全てにおいて「立派だろ?」というオーラを放っています。

こちらの花器は女性的なフォルムですね。
やや小振りの陶器ですが、
主張の強い紅色で存在感は強くありました。
まるで中国女性のような花器ですね。

首都博物館(新館)の陶磁器コーナーでは、
素人でも楽しめる展示の仕方が採用されています。

博物館は、展示品に対して造詣が深くなくとも、
鑑賞する人それぞれの楽しみ方でいいのだと思います。
北京で先人の残した芸術の足跡をみたければ、
首都博物館(新館)はうってつけの場所ですね。


←前回記事へ

2006年1月30日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ