中国って、本当のところどうなの?

第129回
首都博物館(新館):古代玉器芸術精品展

木目の展示館から筒状の展示館へと移ってみると、
展示物の時代が急に遡っていくのが分かります。

ここにある展示物は、
中世から古代・紀元前までの
大変に希少なものを展示している場所です。

中国の美術の教科書などに
普通にお目見えするような品々ばかりだそうです。

神業ともいえるような翡翠のカップです。
薄く彫られた翡翠の杯は、
向こう側が透けて見える程度の厚みです。

ティー・カップとソーサーのセットですね。
こんな食器でお茶をしたら、どんな気分なのでしょう。

もちろん、食事の際の調味料挿しも
こうして翡翠でできたものがあります。

置物には、こうして大胆な構図のものもあります。

首都博物館(新館)の翡翠展示は、
数が限られており、5分・10分もあれば
さっと見まわせるようなものです。

台湾・台北にある故宮博物院には、
蒋介石により巡洋艦2隻で
ごっそりと運ばれたといわれる
中国のお宝が展示されています。

首都博物館(新館)には、
広く様々な時代の美術品が納められていますが、
深く中国美術に興味を持ち始めたならば、
一度は台湾・台北にも足を運ぶ必要があるでしょう。


←前回記事へ

2006年2月1日(水)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ