中国って、本当のところどうなの?

第131回
首都博物館(新館):ミュージアム・ショップ

ミュージアム経営において
収益の柱となっているものの一つに
ミュージアム・ショップでの売上があります。

ここ首都博物館(新館)では、
これだけの箱(建物)と展示物を堪能できて、
入場料がたったの20元(大人)ですから、
浮いたお金で何か記念に買って帰るのもいいですね。

地下1階にミュージアム・ショップは位置します。

ここでは、館内の展示物に関係した図画・写真集、
音楽CD・DVD、芸術関連書籍、書画、
テキスタイルなどを数多く取り扱っています。

扱う商品の中には、
中国特有の伝統芸術や民間伝承が
色濃く反映されたものも目に付きます。

お腹の部分に「福」の文字をあしらった民芸品です。
見ているだけで、なんだか幸せな気分になりますね。

こうした自由で斬新な構図と
温かみのある色彩感覚、
中国の民間芸術には、
まだまだ世界に知れ渡っていないものが
隠れていそうです。

四方を壁や建物に囲まれ、
中庭を配置した建築様式である
四合院のミニチュア・モデルです。

価格は5万元(約75万円)となかなかのお値段です。
ただし、中国では定価は有って無いようなモノなので、
値段の交渉は可能かもしれません。

恥ずかしがらずに
「これ、安くならない?」と聞いてみるところから
真のコミュニケーションがスタートします。

2008年8月に開会予定の
北京オリンピックのマスコットも売られています。
開会前の現在は、高めの価格設定がされていますが、
オリンピックが閉会するなり
相当に値崩れするとみられています。


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2006年2月3日(金)

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