中国って、本当のところどうなの?

第138回
<留学準備>留学ビザの受領、渡航後の注意点

昨日からの続きです。

中国大使館領事部では、
3階でビザの申し込みを行い、
受領は1階で行うようになっています。
(2005.8時点)

領事部のホーム・ページなどでは
電話番号が案内されていますが、
かけても繋がらないことが多いようです。

さて、ビザの申し込みが終わると、
後日受け取りをする際に必要となる
受領証が渡されます。

旅券預かり証

受け取りには普通申請ですと
申請日から営業日で4日後、
加急申請(急ぎ)だと2、3営業日後、
特急申請(文字通り多い急ぎ)だと当日の受領が可能です。

加急(+3千円)、特急(+4千円)とそれぞれ
特別料金がかかりますので、
領事部の近くに住んでいる人は普通申請でいいでしょう。

しかし、領事部まで少し距離のある方や
渡航までに時間的に余裕が無い人は、
追加料金を払っても割安かもしれません。

受領後のパスポートには、
こうしてシールで留学ビザが張り付いてきます。
「30日以内に居留許可を受けてください」
という案内付です。

渡航後、大きめの学校ですと、
日本人留学生を集めて、
日本語が話せる公安(警察)職員から
中国での生活上の注意などが伝えられる
オリエンテーションのようなものも受けられます。

居留許可証の話などのほか、
軍事施設は写真撮影してはいけないなど、
かなり具体的な注意点を教えてくれます。

そして、かなり真顔でこんなことも言われます。

「皆さん、死なないでください」

唖然とするお願いですが、
留学中に気が滅入ってしまうなどして
自殺する留学生もいるそうです。
2004年には韓国人留学生で自殺した学生がいたとのこと。

心のバランスを崩すと、
せっかくの留学も台無しになりますので、
メンタル・ヘルスは上手にコントロールしていきましょう。


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2006年2月10日(金)

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