中国って、本当のところどうなの?

第154回
2ツ星 公衆トイレ

世界文化遺産に指定される北京猿人遺跡には、
北京市観光局に「星付き」
と指定されたトイレがあります。

トイレの外観はいたって普通ですが、
外壁には誇らしげに「2ツ星」プレートがかかります。

中を覗いてみると、
これまた悲しいぐらい普通のトイレなのですが、
「2ツ星」たる所以を無理やり挙げるならば、
以下のような理由なのでしょう。

・トイレ清掃員が常駐(そこまで必要か?)
・トイレに北京猿人遺跡の写真がかかる

私は女子トイレの中には入れませんので、
男子トイレの中にかかる写真をご覧ください。



このように、男子トイレでは用を足しながら、
50-20万年前にここで生活していたとされる
北京猿人に想いを馳せることが出来るのです。
なんとも憎い心遣いではありませんか!
(遺跡におしっこかけているようで、落ち着かないのですけど。。。)

さらに、北京猿人遺跡サイトの入り口には、
堂々たる「4ツ星」のトイレも存在します。

残念ながら、
入場者の少ない日には解放されていないようで
私がここを訪れた時には
「自転車用のチェーン」で入口の扉が閉められていました。

「2ツ星」で常駐の清掃人、
ロマンチックな写真が壁にかかるぐらいですから、
「4ツ星」ともなれば、
さぞすごいサービスが待っていることでしょう。

中国ではまだ殆どお目にかかれない
ウォシュレットがあるのかもしれません。
いや、お尻を拭いてくれる
綺麗な女性が常駐しているのかもしれません。

「4ツ星トイレ」

どんなトイレだか妄想が膨らみますね。
(私だけですか?)


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2006年2月26日(日)

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