中国って、本当のところどうなの?

第173回
腕の怪我から半分快復しました!

HiQ読者の皆様!
すっかりご無沙汰しておりました、
「中国留学のすすめ」の加藤嘉一です。

3月半ばの腕の怪我から突然の休載を頂き、
多くの方々にご心配・ご迷惑おかけしました。
また、励ましのメールを下さった読者の皆様、
ありがとうございました。

ひとまず、
事故から一ヶ月して腕のギブスを外すことができました。

現在、腕の可動領域を元通りにするリハビリ中ではありますが、
なんとか両手でタイピングができるようになりましたので、
連載を再開させて頂くことになりました。

正直なところ、片腕しか使えなかった間、
何度となく気が滅入ることがありました。

怪我をする前までは当たり前だと思っていた健康も、
いざ急に奪われてみると、その有難味が身にしみました。

・自分で頭を満足に洗うことができない
・両手で顔をうまく洗うこともできない
・シャワーも思い通りに浴びることができない
・自分の左側にあるものに手を伸ばすことができない
・食事を両手で取ることができない
・左手をかばって生活するために疲れやすい
・洋服の着脱にも一苦労する
・コンピュータがスムーズに使えない
・左腕を怪我しているため、
 健康な右手を綺麗に洗うことができない etc

これまで1ヶ月間、
左手を折り曲げたままギブスで固定していたため、
腕がまだ「く」の字になったままです。
平行なキーボードの打鍵にも困難さを感じます。
そこで、左右の打鍵が分立したこのキーボードを愛用しています。

ギブスをしている間、
「一生このままになるのではないか」
と弱気にもなりました。

そんな時、漫画家の水木しげるさんが
片腕でも大変な活躍をされているのを思い出し、
「片腕だって頑張れる!」と自分を励ましたりもしました。

また、病院に行くたびに見かける
自分よりもずっと重症の患者さんを見掛けるにつけ、
「彼らと比べ、ずっと軽症で良かったなァ」
と不謹慎な喜び・安堵を感じてもいました。

つまるところ、
「幸せ」や「不幸せ」は外の世界にあるのではなく、
自分の心が決めるものなのですね。

本当に小さなことで一喜一憂する加藤ですが、
今後とも「中国留学のすすめ」に
宜しくお付き合いください。


←前回記事へ

2006年5月8日(月)

次回記事へ→
過去記事へ 中国株 起業 投資情報コラム「ハイハイQさんQさんデス」
ホーム
最新記事へ