中国って、本当のところどうなの?

第182回
バナナチップスニカツオダシ?

昨日から「おかしな日本語」を見てきましたが、
今回は間違いが面白くて思わず買ってしまった
ほどの激しい事例を紹介します。

モノは日本でもお馴染みの「バナナチップス」です。

こちらのバナナチップス、
近所の韓国系コンビニで3元(約45円)でした。

日本語と中国語がミックスで使われるこのパッケージ、
よくよく見てみると、不自然な表現が多いのです。

チップスの写真に
「天然食物繊維」という表示が添えられ、
さらに日本語で「たつぷらです」と
良く分からないことが書いてあります。

そして、パッケージの中で最大の謎は
この「無添加かつおだし」でしょう。

バナナチップスなのに無添加かつおだし。。。
そして、その脇には「じゃがバター」と
さりげなくアクセントが添えられています。
じゃがバターって。。。

裏面を見てみると、
「よい味、よい品質」とのダメ押しの添え書きが。。。

「ほんとかよっ!」と突っ込みを入れたくなる
このバナナチップスの摩訶不思議なパッケージに惚れ込み、
思わずジャケ買い※してしまいました。

※CDやDVDなど、
 ジャケットのデザインが気に入って購入すること。

中国人には「なんだか分からないけど日本語でおしゃれ」
というイメージを与えつつ、
当の日本人には「ジャケ買いさせてしまう変な日本語」。
これを狙ってやっているのだとしたら、
相当にハイ・センスなパッケージ・デザイナーでしょうね。
(多分、ただの間違いですけど)

さて、幾つかのおかしな日本語の表記を見てきました。
我々が肝に銘じておくべきは、
外国語を商品・サービスで使用する際には
必ずネイティブのプルーフ・リーディングが
必要だということでしょうね。


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2006年5月17日(水)

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